2024年6月8日、小さく丸まって眠る2匹の子猫を自宅の庭で発見した、投稿者さん。最初は片付け忘れた軍手で暖を取る子猫たちを愛しく思っていましたが、投稿者さんはやがて“外猫の命”と真剣に向き合うこととなりました。
2匹の近くに、母猫はおらず。眠りから目を覚ますと、子猫たちは投稿者さんを警戒。足早に逃げていってしまいました。
投稿者さんは、自分が置かれた状況をSNSで公開。有識者から、カラスに襲われる危険性や交通事故に遭う可能性があることなどを教えてもらい、一時保護を決意しました。
まずは、保護団体に連絡。捕獲機を借りました。においを辿ってくれるよう、ウェットフードを捕獲機の中に入れ、子猫たちが再び姿を現してくれるのを待ちます。
しかし、投稿者さんの庭には何匹かの野良猫ちゃんが出入りしており、子猫を捕獲する前に、大人の猫ちゃんが捕獲機の中へ。投稿者さんはパートナーが帰宅した後、保護団体に電話をし、対処法を聞きました。
保護団体から、捕獲した成猫は子猫たちのママだと思われることや、母猫がいるのならば子猫たちを育ててくれるとの助言を貰い、母猫は逃がすことに。
しかし、やっぱり子猫のことは心配で、居ても立っても居られず。そこで投稿者さんは再度、捕獲機を仕掛けることにしました。
すると、優しい気持ちが通じたのか、無事1匹目の捕獲に成功。投稿者さんたちは穏やかな声で話しかけながら、子猫を即席で作った段ボールハウスへ入れました。
その後、2匹目の子猫も捕獲。同じように段ボールハウスに入れると、2匹は不安そうに身を寄せ合いました。
子猫たちは自宅で2週間ほど経過観察をした後、保護団体さんに引き渡すことに決定。一時保護中、投稿者さんらとスキンシップを取り、人馴れ訓練に励みました。
一緒に暮らす中で、子猫たちは徐々に警戒心が薄れ、やんちゃな姿を見せてくれるように。そうした未来が訪れたのも、手の届く範囲で生きる命を大切にしたいと願った投稿者さんの優しさがあったからこそ。
懸命に生きる子猫たちには、生涯をかけてニャン生を守ってくれる里親さんと出会ってほしいものです。