保護された子猫にミルクをあげて育てる「ミルクボランティア」をする、投稿者さん。ある日、託されたのは生後2日目の子猫3匹。3匹は、野良猫がお寺の境内で産んだ子たちでした。
住職夫妻は子猫の鳴き声に気づき、様子見していたものの、母猫が戻ってこなかったため、4匹の猫を一時保護しました。
子猫は、へその緒がついたまま。夜になれば母猫が戻ってくるかもしれないと思い、住職は一度、元いた場所に子猫を戻し、様子見をしました。
すると、母猫が現れ、1匹だけを咥えて姿を消してしまったそう。残された3匹は、住職が保護猫カフェに相談をしたことから投稿者さんのもとで育てられることになりました。
3匹はみな、体重が100g以下。体温は低かったものの、鳴き声を上げる元気はあり、中にはミルクをゴクゴク飲んでくれる子もいました。
ただ、3匹の中で一番小さな子はミルク飲みがやや悪く、体温もより低め。
投稿者さんは湯たんぽを入れたり、お湯を入れたペットボトルのそばに置いたりするなど、できる限り体を温めます。
すると、嬉しい変化が。子猫を譲り受けてから1時間後、3匹の体温はひとまず安定したのです。まだまだ油断はできないと思いつつも、投稿者さんは一安心。
適切な優しいケアを受けながら、3匹はゆっくりと快方へ向かっています。
奇跡的に紡がれた3つの命。無事に育ってくれることを願いつつ、今後も成長を見守っていきたいものです。