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喧嘩の絶えない野良生活から家猫へ…心を開くまで1年以上!超甘えん坊のハンサム猫に変身

喧嘩の絶えない野良生活から家猫へ…心を開くまで1年以上!超甘えん坊のハンサム猫に変身

1年以上前、ヘレンさんのおうちの庭に、猫がやってくるようになりました。

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とても大きくて、シマリスのようにふっくらしたほっぺが印象的なオス猫です。ヘレンさんは、この猫になぜか愛着が湧き、リッキーと名付けてかわいがり始めました。

しかし、リッキーくんは生粋の野良猫らしく、なかなか警戒心を解いてくれません。ヘレンさんがやさしく話しかけても、返事は「シャー!」。それでもヘレンさんは動じずに、納屋にリッキーくん用のキャットドアをつけるなど、献身的にかわいがり続けました。数ヶ月後、ようやく少し触らせてくれるように。

しかしヘレンさんとパートナーさんは心配していることがありました。それは、たびたびリッキーくんが怪我をして帰ってくることです。「縄張り争いかしら」。増えていく怪我を見かねた2人は、リッキーくんを獣医さんのところに連れて行きました。

それ以来、リッキーくんは納屋をねぐらに定めたよう。「ここは安心だ」と思ったのか、くつろいだ様子を見せるようになりました。しかし、どれだけ誘っても、おうちには入ってきません。

そんな納屋暮らしが長く続き、1年を超えたある日。リッキーくんが、のそのそとおうちに入ってきたのです!ヘレンさんたちは大喜び!リッキーくんを再び病院に連れて行き、去勢手術とマイクロチップ挿入をして、家猫として迎え入れました。

家猫になってからのリッキーくんは、本当に甘えん坊になりました。ヘレンさんについて回り、甘えた様子を見せます。野性的だった表情やふっくらほっぺもいつしか消え、ハンサムな猫に。ヘレンさんが「家猫祝い」に、部屋を飾り付け、かわいいスタイを巻いても、嫌がる様子も見せません。

ヘレンさんは「野良猫にもチャンスを与えてほしい」と話します。「適切な飼養をして愛情をたっぷり注ぐ人間がいたら、野良猫も幸せになれるはずよ」。

もう外に出たがる様子は見せないというリッキーくん。縄張り争いやけんかから解放されて、初めての安心できる暮らしです。愛情をやりとりできるヘレンさんに全幅の信頼をおいて、幸せに暮らしています。