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海沿いでひとりぼっちだった子猫…強風に耐える「健気な暮らし」を見て保護を決意

海沿いでひとりぼっちだった子猫…強風に耐える「健気な暮らし」を見て保護を決意

静岡・伊豆市にて夫婦でお店を経営して保護猫活動に取り組んでいる投稿者さん。ある日、店長さんの友人から連絡を受け、子猫の保護へ。子猫はひとりぼっちで強風に耐えてきた、頑張り屋さんでした。

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連絡を受けたのは、年の瀬も迫る2024年12月27日。子猫は、店長さんの友人が営む民宿によく、ご飯を貰いにきていた子でした。

痩せてはいないものの、警戒心は人一倍強く、人間が近づくと「来るなよ」モードに。保護後、なかなかご飯を口にしてくれない様子を見て、投稿者さんは猫用おやつ「ちゅ~る」をあげました。

しかし、子猫は初めて見るおやつに困惑。鳴き喚き、どうすればいいのか迷ってしまいました。

その様子を見た投稿者さんは、なんとかおやつを食べてもらいたいと根気強く奮闘。偶然、鼻先についた「ちゅ~る」を舐めたことで子猫はおやつのおいしさに気づき、口にしてくれるようになりました。

保護から3日後経っても、子猫は警戒を緩めません。そんな中、投稿者さんは尻尾をあげて性別を確認することに成功。男の子であることが判明しました。

名前は、財福の神様として信仰されることもある毘沙門天から取り、「びしゃもん」に決定。びしゃもんくんは、猫らしく自由。気に入らないことがあると、鋭い爪を見せて攻撃体勢に入ります。

しかし、血が出る攻撃をされても投稿者さんは心を近づけることを諦めません。いつか心を許してくれる日が来ると思いながら、びしゃもんくんとスキンシップを取り続けるのでした。

家猫生活の中で、びしゃもんくんは初めての動物病院も経験。診察台から脱走して室内を飛び回って逃げたため、網で捕獲されるというやんちゃっぷりを披露してくれたようです。

飼い主さんは頑張ったご褒美として、ふかふかの猫用ベッドをプレゼント。今後は抱っこを目標に、びしゃもんくんとの距離をゆっくりと縮めていきたいと意欲を燃やします。

人間は意外と怖くない。飼い主さんと触れ合う中で、びしゃもんくんがそう気づき、心からリラックスできる日が早く来ますように。