動画
腎臓病と闘いながら「里親との出会い」を待つ… 歯周病や猫友達との別れも乗り越えたシニア猫に幸あれ!

腎臓病と闘いながら「里親との出会い」を待つ… 歯周病や猫友達との別れも乗り越えたシニア猫に幸あれ!

広島・廿日市にあるシニア猫専門の保護猫カフェShhh…(シー)では、様々な生い立ちの老猫が暮らしています。長い間、動物保護施設で暮らしていたジョーくんは、引っ込み思案な男の子。手術や友人を亡くした悲しみを乗り越え、里親さんとの出会いを待ち続けています。

スポンサーリンク



ジョーくんは中等度の腎臓病や手術が必要な歯周病を患っていました。オーナーさんは、人間とのスキンシップを求めるジョーくんの姿を見てお店に迎え入れることを決意。

引き取り後は猫専門サロンで被毛を整えてもらい、より美しい猫ちゃんになりました。

その後、ジョーくんはオーナーさん宅で歯科手術の日を待つことに。ところが、腎臓の数値の関係で手術は延期になり、歯周病は悪化。ジョーくんは頬から膿が出る状態になってしまいました。

なんとか痛みに耐えてもらい再度、歯科手術日を調整。ようやく行えた歯科手術は、無事成功。ジョーくんは痛みから解放され、術後すぐにご飯を食べてくれました。

そんなジョーくんの良き理解者となっていたのは、同じく動物保護施設で暮らしていた19歳のハッピーさん。同時期、一緒に新しい環境へやってきた2匹は大の仲良しに。

ジョーくんはいつもハッピーさんに寄り添い、「大好き」を伝えていました。

しかし、穏やかな日々には終わりが…。ある日、ハッピーさんは虹の橋に旅立ってしまったのです。大好きな友達を亡くし、ジョーくんは寂しそう。

けれど、そんな気持ちを察したのか、ジョーくんの周りには他の同居猫たちが集まってきてくれました。

今、ジョーくんは猫仲間とまったり過ごしながら運命の出会いを待っています。

痛みも悲しみも乗り越え、精一杯ニャン生を生きるジョーくん。どうか、優しい人と温かいおうちで残りの日々を過ごせますように。