「猫の月さくらやま 猫くら」は岐阜・高山市にある、譲渡型の保護猫カフェ。気温が氷点下のある日、投稿者さんは身動きが取れなくなっている3匹の子猫を保護!子猫たちは信じられない場所で身を寄せ合い、助けを待っていました。
数日前から、子猫の鳴き声が聞こえる…。そんな連絡を受け、保護に向かった投稿者さんは鳴き声を辿って、絶句。着いた先には、なんと深さ2mもある枯れた貯水槽でした。
貯水槽には、身を寄せ合う3匹の子猫が。3匹、一緒に落ちたとは考えにくい。もしかして、誰かが投げ入れたのでは…。そんな悲しい想像をしながら、投稿者さんは猫たちの捕獲をスタートします。
まずは、猫たちにウェットフードをあげて警戒心を緩めるところから。そして、捕獲用のキャリーケースにウェットフードを入れ、猫が入ってくれるのを待ちました。
時間をかけて慎重に子猫たちを保護した、投稿者さん。保護後は温かいお湯で、冷え切り、泥だらけになっていた子猫の体を綺麗に洗います。
子猫たちには「からし」「ちくわ」「がんも」という、かわいらしい名前をプレゼント。3匹は、“おでん3兄弟”と呼ばれるようになりました。
子猫たちは、何日間もご飯を食べられていなかったよう。保護後は、競い合うかのようにフードをガツガツ食べる光景も見られました。
そんな3匹、実は保護から2ヶ月後に里親さんが決定。今は、新しいおうちで幸せに暮らしているそうです。
180度違うニャン生を手に入れた3匹の未来が、これからも笑顔で満ちていますように。