こちらある夕方のこと。宿題なのでしょうか、女の子がリコーダーの練習をしています。
ピロピロピ~♪ 女の子は一生懸命吹いていましたが、だんだん飽きてきたのか、ちょっと演奏が雑になってきました。美しいメロディーだったはずが、だんだん裏返った変な音になってきます。ソファの下で聞いていた猫ちゃんが「なんだかおかしな音になってきたニャ」と、そわそわと耳をそばだてはじめました。
「ニャー!」猫ちゃん、ついに演奏に注文をつけます。フレーズごとに、「もっとちゃんと吹いてニャ!」。女の子は笑い出してしまい、リコーダーはよけいに裏返った変な音に!
お調子にのってしまった女の子、さらにピーピーとリコーダーを鳴らします。猫ちゃんは我慢の限界!「やめろってニャ!」ついにリコーダーに頭突きをして、演奏を妨害。ママにも「ちゃんと吹きなさい!」と注意されてしまいました。
「この変な音の設計図はこれニャのか!?」。猫ちゃんは譜面に乗って隠すという荒技に。よっぽど金切り音が嫌なようです。女の子は大笑い。
音に繊細な猫ちゃんとリコーダーを好き勝手吹きたい女の子。コメント欄は「正直、猫の気持ちがわかる」「かわいそうな猫だ…」など、猫ちゃんの味方が勢揃いしました。しかし、あまり反省の色がみられなかった女の子、しばらく戦いは続きそうです。