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栄養失調で衰弱していた黒猫を保護→「死闘」のような”人馴れ訓練”と”絆の物語”

栄養失調で衰弱していた黒猫を保護→「死闘」のような”人馴れ訓練”と”絆の物語”

黒猫ミドリちゃんは、猫が遺棄されることが多い公園で栄養失調を起こしており、保護された子です。よほど苦しい外生活を送ってきたのか、人間への警戒心が強く、威嚇や噛みつきだらけ。

しかし、滋賀・長浜市にある保護猫カフェ「にゃんずはうす」ではミドリちゃんと根気強く向き合い、人馴れ訓練を継続しています。



スタッフが近寄るだけでも耳を寝かせて、激しい威嚇をするミドリちゃん。最初は、店内の奥にある保護部屋で、ある程度の人馴れ訓練を受けました。

その後はケージに入ったまま、来店客が待つフロアへ移動。ミドリちゃんは鼻先に指を差し出してにおいを嗅がせると攻撃をしてくるため、スタッフは噛みつかれないようにお尻を撫で、人馴れ訓練を進めてきました。

訓練の前後には、おやつのご褒美をあげるのがルーティーン。ミドリちゃんは葛藤しながらも、差し出されたおやつを食べてくれます。

人間への不信感が強く、スタッフを力強い目で睨むこともあるミドリちゃん。しかし、繰り出される猫パンチが少し優しくなるなど、徐々に嬉しい変化が見られるようになっていきました。

そうしたささやかで大きな変化に嬉しさを感じつつ、スタッフはミドリちゃんにブラッシングなどを通して、1日数分程度の人馴れ訓練を継続。極力ストレスが溜まらないよう、慎重に接して心を開いてくれるのを待ち続けます。

すると、さらに嬉しい変化が起きました。保護から数ヶ月後、ミドリちゃんは爪を出さずに猫パンチをしてくれるようになったのです。

攻撃性が薄れてきたミドリちゃんはケージから出て、他の猫たちがいるフロアへデビュー。実はミドリちゃん、猫づきあいは上手なタイプなのです。

フロアデビューの翌日には、他の猫ちゃんと一緒に宇宙船型の猫ボックスへイン。フロアにいても安心できる場所を見つけることができました。

これほど人間への怒りや憎しみが膨れ上がるほど壮絶なニャン生を送ってきたミドリちゃん。いつか、撫でられることの心地よさを心から感じられる日が来ますように。