かねてから、自宅アパートの近くで1匹の猫を見かけていた飼い主さん。やがて、猫ちゃんと交流を交わすようになると、驚くべき出来事に遭遇!なんと、猫ちゃんは飼い主さんの寝室で子猫を出産したのです。
猫ちゃんは人慣れていたようで、飼い主さんの膝上でくつろぐことも。スキンシップを通して、飼い主さんは癒しをもらっていました。
そんなある日、飼い主さんが玄関を開けると、猫ちゃんは一目散に寝室へ。その後、ペットハウスの中で、かわいい子猫を3匹出産しました。
安全な場所がほしいと思った時、私のことを思い出してくれたんだ…。そう感じた飼い主さんは感動し、子育てを温かく見守ることにしました。
産後1週間、猫ちゃんは「安全地帯」と認識したキャリーケースから離れず、子猫たちを懸命にお世話していたそう。
子猫たちは成長すると、飼い主さんのベッドを占領するように。優しい飼い主さんはベッドを譲り、リビングのソファーベッドで眠るようになったそうです。
やがて、子育てが落ち着いた段階で、母猫は新しいおうちへお引越し。里親は、飼い主さんの母の友人です。
なお、生まれた子猫のうち1匹の里親も見つかったそう。里親募集中の子猫2匹は寝室だけではなく、リビングも占拠し始めるなど、元気に成長し続けています。
信頼できる人を見極めて、出産する場所を決めた母猫。その洞察力のすごさに感動させられると同時に、親子猫の幸せを願いたくなります。