野良猫にご飯をあげ、TNRも行っている投稿者さん。この日はご飯をあげるため、野良猫たちのもとへ。すると、助けを求めるかのような猫の声が…。鳴き声の主は、岩の隙間でひとりぼっちになってしまった子猫。投稿者さんは、すぐ救助に取り組みました。
子猫がいたのは、テトラポットの下あたり。岩と岩の隙間に落ちたのか、出られずに鳴き叫んでいました。

近くに母猫の姿はなく、子猫はひとりぼっち。この場所は、潮が満ちると沈んでしまう場所。命の危機を感じた投稿者さんは、すぐ救助にとりかかりました。
救助活動は無事、成功。子猫は長らく食べ物にありつけていなかったのか、ガリガリの状態でした。背中を撫でると骨が分かるほど痩せており、目ヤニも見られたそうです。

保護後は、動物病院へ。生後1週間ほどであることが分かり、体重はわずか140gでした。獣医師さんに目を拭いてもらうと、かわいい瞳がようやくお目見え。

投稿者さんは子猫を自宅へ連れ帰り、お世話することに。産まれて間もない子猫には、3時間置きのミルクや排泄介助が必要です。
自宅には、すでに3匹の先住猫がいるため、子猫を正式な家族として迎え入れるかは、まだ考え中。しかし、子猫にとって一番幸せな選択をしたいと、投稿者さんは話します。

偶然の出会いによって紡がれた、小さな命。優しい投稿者さんのもとで、どう育っていくのか、今後も見守っていきたいものです。





