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交通事故の目撃という衝撃の出会いから、唯一無二のパートナー猫を得たラッキー飼い主さん

交通事故の目撃という衝撃の出会いから、唯一無二のパートナー猫を得たラッキー飼い主さん

人間も猫も、出会いは突然やってきます。そしてそれは、喜びにあふれた場面とは限らないのです。



ある晴れた日、フィオナさんは急いで道路を歩いていました。腕には大けがをした猫。フィオナさんはこのグレーの猫が車にはねられるところを目撃してしまったのです。「大丈夫よ」「痛いわよね、わかるわ」。涙をこらえて猫に声をかけながら、必死で病院まで歩きました。

獣医師さんは厳しい顔でした。「痛み止めは与えます」「手をつくしますが…、安楽死の可能性も」。フィオナさんは涙ながらに猫を入院させ、報せを待ちました。次に病院に呼ばれたとき、猫はすっかりきれいに元気になっていました!フィオナさんは病院スタッフに心からの感謝を伝えます。

調べても飼い主がいないとわかったフィオナさんの心は決まりました。「この子は私の猫よ」。家に連れて帰ると、グレー猫は先住の大型犬ともすぐに仲良くなりました。

猫ちゃんはお外が大好き。ハーネスも嫌がりません。ワンちゃんのお散歩に、並んでついてきます。アウトドアが大好きなフィオナさんは、「うちに来るべくして来た子なんだわ」と大喜び。

さらに嬉しい変化もありました。フィオナさんの婚約者・ジョナサンさんも、このグレー猫ちゃんにメロメロになったのです。ジョナサンさんはどちらかと言うと猫が好きではなかったそう。なのに、今は毎日夜になるとベッドに猫を連れてきて一緒に眠るまでになったのだとか。

「この子はラッキーな猫だね」と言われるたびに、フィオナさんは「そうね、そして私も超ラッキーな飼い主よ」と答えるのだそう。出会いは悲しい衝撃的な場面でしたが、出会うべくして出会ったに違いない、最高のペアとなりました。