ある日、投稿者さん宅の庭に姿を見せたのは2匹の茶白猫。まるで、父猫が保護を願って子猫を連れてきたみたい…。そう感じ、投稿者さんの胸は熱くなりました。
成猫の茶トラ猫さんは以前、ひとりで投稿者さん宅を訪問したことがあったそう。その時、お眼鏡にかかったのか、今回は子猫を連れてリビングの窓までやってきました。

2匹は、首輪をしていません。近所に飼い主と思われる人もいなかったため、投稿者さんはご飯をあげ、猫たちが入れる段ボールハウスを車庫に用意しました。

すぐに保護をしたい…。そう思いましたが、日頃から猫を保護している投稿者さん。自宅の保護猫部屋には、空きがありませんでした。

そこで、まずは手からスキンシップを慣れてもらうことに。人馴れを進めながら、なるべく早めに保護しようと決意したのです。
投稿者さん宅で暮らす猫ちゃんたちも、2匹の野良猫たちに興味津々な様子。子ども用のおもちゃで遊ぶ野良猫たちの姿を、窓越しにじっと眺めていました。

この日、2匹の茶白猫は夕方にも姿を現したそう。室内にいる猫ちゃんを、やや警戒しながらも、父猫はご飯をおねだりします。

2匹は夜にも一緒に現れ、室内を観察。少しでも体が温まるように、と投稿者さんは温めたウェットフードをあげることにしました。
2匹は近くに来てはくれるものの、人間への警戒心は強め。特に子猫は投稿者さんが近づくと、逃げていってしまうほどです。

この子たちは、こたつを知っているのだろうか…。そう思いつつ、本格的な冬が来る前に保護をしようと投稿者さんは改めて、決意を固めるのでした。
もしかしたら、父猫は「この人なら…」と思い、投稿者さんに助けを求めにきたのかもしれません。寒さが厳しくなる前に2匹が安全な場所で過ごせるよう、保護活動が順調に進みますように。





