外で暮らしていた経験がある猫は、人間を信頼するのに時間がかかることもあるものです。しかし、まっすぐ想えば、猫に気持ちは伝わるはず。こちらの女性は、元野良の愛猫が心を開いてくれるのを282日も待ち続けました。
雨の日に震える茶トラ猫と出会って…
出会いは、ある雨の日。女性は庭のフェンスに乗り、震えている1匹の茶トラ猫が見かけました。

心配に思い、ご飯を置くと、猫ちゃんは庭へ来てくれました。翌日も猫ちゃんは女性宅に現れたそう。

しかし、人間を警戒。近づくことは難しく感じられました。
気にかけていた野良猫が行方不明に
それでも女性は猫ちゃんのお世話をし、心を通わせようと努力しました。すると、ある日、猫ちゃんに大きな変化が。女性が見ていても安心して眠ってくれるようになったのです。

ようやく、心を通わせることができた。女性はそう感じ、嬉しくなりました。
しかし、その時、庭に別の猫ちゃんがやってきたそう。警戒した茶トラ猫ちゃんは、その日を境に姿を消してしまいました。

心配に駆られた女性は、監視カメラで猫ちゃんの姿を確認する日々。食事もとらず、猫ちゃんを気にかける女性を見かね、夫が教えてくれたのは政府が支援しているTNRプログラム。

女性は、TNRプログラムを活用して猫ちゃんを保護しようと決意しました。
姿を消していた猫が1ヶ月後に現れた!
早速、捕獲機を設置した女性。すると、翌日、捕獲機に猫ちゃんの姿が…!中にいたのは、庭に姿を現したことがある別の猫ちゃんでした。

その猫ちゃんを救えたことを嬉しく思うも、女性の頭からは茶トラ猫ちゃんのことが離れず。恋焦がれる茶トラ猫ちゃんが再び庭へやってきたのは、姿を見せなくなってから1ヶ月後のことでした。

信頼関係が崩れても、絶対に捕まえる――。そんな強い覚悟を持ち、女性は捕獲を決行。想いが通じたのか、猫ちゃんの保護に成功しました。
猫が心を開くのを待った282日間
こうして、女性宅に迎えられた猫ちゃん。しかし、保護から5日間はそばにこず、警戒した様子でした。

心開いてくれるまで待つ――。そう誓い、女性は猫ちゃんのぺースに合わせて見守り続けます。すると、保護から2週間目、猫ちゃんのはリビングに興味を持つようになりました。
足に触れてみよう。女性がそう思ったのは、保護から2ヶ月ほど経った頃。その勇気あるスキンシップにより、ふたりの距離は縮まったよう。

保護から282日後、嬉しい出来事が…!猫ちゃんは女性の膝に乗る、甘えん坊さんになったのです。

こんなにも愛してくれる猫がほしい。そう夫が嫉妬するほど、女性にベッタリするようになった猫ちゃん。
晴れて相思相愛になれたふたりはこれからも、寄り添いながら生きていきます。





