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「中に入れて」凍える寒さの中、建物に入ろうとした子猫。何度も扉を閉められた末に…?

「中に入れて」凍える寒さの中、建物に入ろうとした子猫。何度も扉を閉められた末に…?

凍えるような寒さの中、ひとりで街をさまよっていた小さな子猫。暖を求めて建物に入ろうとしますが、目の前で何度も扉を閉められてしまいます。そんな子猫を見つけ、足を止めたのが、動物の保護活動を行うヤシンさんでした。

「中に入れて」扉の前で助けを求める子猫

厳しい寒さの中、「中に入れて」と言うように、子猫が建物の入り口で助けを求めています。何度も近づきますが、人々は扉を閉めてしまうのでした。冷たい路上に取り残され、うろうろする子猫。その様子を目にしたヤシンさんは、子猫を放っておくことができませんでした。

ヤシンさんが手をさしのべると、抵抗することなく、子猫はおとなしく抱き上げられました。「この人なら助けてくれる」と感じたのかもしれません。

冷えた体を温めたのは、車のボンネット

ヤシンさんが子猫を乗せたのは、走ったばかりで温かさの残る車のボンネットでした。冷え切った体を少しでも早く温めようという、とっさの優しい判断です。ヤシンさんになでられるうち、子猫の緊張も少しずつほぐれていきました。

診察を受けたところ、ノミと軽度の低体温症はあったものの、それ以外に大きな健康上の問題はなかったそう。必要だったのは、十分な食事と休息、そして安心できる居場所でした。



安全な家で、本来の甘えん坊な姿に

隔離期間を終えると、ヤシンさんは子猫を預かり、自宅でお世話することに。「テンゾ」と名付けられた子猫は、たくさんの新しい仲間たちに迎えられました。

安全な環境では、路上にいた頃の心細そうな姿がうそのよう。遊び好きで人懐っこく、抱っこが大好きな甘えん坊へと変わっていきます。なかでも命を救ってくれたヤシンさんは、やはり特別な存在のようです。

テンゾくんは新しい家族を募集中とのこと。何度も目の前で扉を閉められたテンゾくん。今度は、幸せな未来への扉が開くことを願わずにはいられません。