こんな光景が毎日、見られるのならば食事の時間が、より楽しくなりそう。そう感じられる食卓光景をインスタグラムで配信するのは、食堂せんせいさん。
愛猫ハチくんが映りこむ、「おいしそう」と「かわいい」が混在する暮らしにはつい、「羨ましい」の声が漏れてしまいます!
料理に対して興味を持つ愛猫の姿を撮影するように
もともと猫好きだった食堂せんせいは、柴犬好きな旦那さんと意見が一致し、アビシニアンのハチくんをお迎え。
一緒に暮らす中で、ハチくんの無邪気な姿に何度も癒されてきました。
例えば、ハチくんは家族によって起こし方を変更。旦那さんの場合は冷たい鼻を耳にくっつけ、鼻や喉を手で押さえるのだそう。
対して、食堂せんせいには頬がくっつきそうな位置まで顔を近づけ、髭でくすぐってきた後、頭を甘噛みするのだとか。
その間は終始、ビッグなサウンドのゴロゴロが鳴り響いています(笑)
料理と愛猫を撮影するようになったのは、ハチくんが食事に対して好奇心旺盛だったことから。
ハチくんはどんなものでも見て、嗅いで、触ってみたい欲求があったようで、ある日、食堂せんせいが料理を撮影しようと思った時、そばに来て顔を近づけてくれたのだそう。
それ以降、食堂せんせいは微笑ましい食卓写真をカメラに収めるようになりました。
撮影する上で、危険な食べ物は与えないように注意。植物など猫に危険があるものを撮影する時は、においを嗅がせたり近づけさせたりしないよう、少し離れたところで座っていてもらうのだとか。
大好物なお魚や乳製品が食卓に並び、ハチくんが興奮する時は一瞬だけペロリとさせ、その瞬間を逃さずに撮影。
一度、ケーキをペロリとした瞬間を撮影しよう思ったら、ペロリでケーキを転がしました。これには、ハチもびっくりしたようで鼻にクリームをつけながら反省顔。なかなかいい顔を撮影できましたし、笑えました。
また、ハチくんは過去にお刺身の誘惑に勝てず、お味噌汁やお醤油に手を入れてしまったことも。
挙げ句の果てに、手をブルブルっと振りました。でも、私たちは「あーあーあー!」と笑い、怒りません。親バカです(笑)
なお、ハチくんは賢く、「ダメよ」と言うと、しばらく大人しくしてくれるため、飼い主さんはその間に撮影を済ませるようにも意識しているそう。
だだ、料理のアップとハチの顔を撮りたい時に一度でもダメと言ってしまうと近づかなくなるので、料理を見せた瞬間にアップの写真を撮るようにしています。
そんな撮影タイムを楽しく感じているのは、ハチくんも同じ。撮影がない日も、ハチくんは撮影場所に座り、「僕を撮ってくれないかしら?」とポーズをとりながら、待っていることがあるのだとか。
そんな時は何かしら探して、写真を撮ってあげることもあります。撮影が終わると、すごく褒めてあげるからでしょうかね。そんなところも、かわいくてたまりません。
日常にたくさんの笑いをもたらしてくれるハチくんは、来月で18歳。
食堂せんせいは10歳を過ぎた頃から獣医師の指示のもと、腎臓の機能を保つ薬とサプリメントを飲ませ、定期的に血液検査などもお願いし、ハチくんの健康を維持しています。
時々、足を踏み外して棚やテーブルからずり落ち、その後、なんでもないさというように毛づくろい。動揺を物語っている、その姿が好きです。変わらず、かわいいハチでいてくれることに感謝する毎日です。
そう語る食堂せんせいは、保育園で給食を調理。園児が食べる姿を見て幸せな気持ちになり、「おいしかったよ」の一言で、その日1日が無事であったことに感謝をし、ハチくんの存在に癒される日々を過ごしています。
毎日、玄関で待っていてくれるハチが留守の間も元気でいてくれたことを確認し、ようやく、ひと息つけます。晩ごはんまでの時間は、ハチとふたりの大切な癒しタイムです。
自分が健康で楽しくなければ、仕事や家族、ペットに対して愛情や感謝を伝えることはできない。だから、休みの日には思い切り好きなことをし、おいしいものを食べて充電する。
そんな食堂せんせいの考えに触れると、愛猫と過ごす時間がより尊く思えてもくるはず。茶目っ気たっぷりなハチくんがこれからもどんな愛くるしい姿を見せてくれるのか、楽しみです。