アマンダさんの愛猫・ルディくんは、幼いころ両目を失っています。
これはアマンダさん夫妻と、盲目のルディくんの物語です。
ルディくんは、兄弟たちとともに、母猫に育児放棄された子猫でした。
施設に保護されたとき、ルディくんは目と鼻に深刻な感染症を患っており、両目を摘出するしか道はなかったのです。
アマンダさんたちは施設にルディくんを引き取りに行ったとき、その姿に思わず涙が出たと言います。
車で5時間の道のりを、赤ちゃんのように大切に抱っこして、家へ連れてきました。
ルディくんを家に迎えた当初は、サークルに入れたり、部屋の邪魔になりそうなものを片づけたりと、やや神経質になっていたそう。
しかし、一緒に暮らすうちに、ルディくんの素晴らしい順応力に気づかされたのです!
ルディくんは、目が見えない分、他の聴覚や嗅覚などが発達している様子。
物との距離を正確に推しはかることができます。
階段は壁に沿ってまっすぐに上り、何段あるかもちゃんと覚えています。
おやつがどこにあるか、ごはんのありかも知っています。
フローリングの床の音の響きで、仲間の猫ちゃんたちがどこにいるかも把握していて、飛びかかって驚かせるのが大好き!
他の猫ちゃんたちともとっても仲良くやっています。
飼い主さんにもよくなついています。
アマンダさん夫妻の、特にパパが大好きで、帰宅したパパにスリスリして甘えるのは毎日のことだそう。
キーボードの音がすると邪魔しに来ることも忘れません。
ルディくんをを迎えたアマンダさんはこう語ります。
「障がいがあるなど、特別なケアを必要とする子を迎えるには、大きな愛情が必要です。でも、その子たちからもっと大きな愛情を返してもらえるの」。
動画には「ルディは素晴らしいね。かくれんぼなら絶対負けるね」「なんという愛と喜び!世間をもう一度信用しようという気になれる」「受け入れてくれてありがとう」とたくさんの感動のコメントが並びました。
大きな愛情を受け、とても幸せそうに暮らしているルディーくん。
子猫時代の苦労を忘れ、優しい家族に囲まれて、たくさんの素敵な思い出がその脳裏にやきついていきますように。