スポンサーリンク
埼玉県朝霞市を拠点とする犬・猫の保護団体「NPO法人にゃいるどはーと」は、ある日キャリーバッグに入れられたまま川に遺棄された猫を緊急保護。あまりにもひどい状況に憤りながらも小さな命を救うため、手厚いケアをしました。
スポンサーリンク
キャリーバッグは橋の上から川に落とされたようで、半分くらいまで水に浸かっていたそう。発見した子どもたちが親に連絡をし、近所の人によって投稿者さんらのもとにやってきました。
猫ちゃんは、びしょ濡れの状態で怯えた声を出しています。あまりも酷い遺棄の仕方に憤りを感じ、投稿者さんらは警察に連絡。到着を待つ間、キャリーバッグごと、猫ちゃんの体をドライヤーで乾かしました。
人の手を近づけても威嚇せず、撫でられるほど人馴れしている猫ちゃん。キャリーバッグにご飯を入れてあげると、ガツガツと食べてくれました。
ほどなくして、警察が到着。証拠としての写真撮影が行われた後、猫ちゃんはようやくキャリーバッグの外へ。ケージの中に入ってもらい、ドライヤーで改めてしっかり体を乾かします。
その後、話を聞きつけた地域ボランティアさんが投稿者さんのもとへ。猫ちゃんは過去にTNRを行った子であったことが判明しました。
投稿者さんらは犯人特定のため、遺棄現場へ足を運び、聞き込み。橋から川まではなんと、4mもの高さがあったことが分かりました。
奇跡的に外傷がなかったため、猫ちゃんは落ち着いてから動物病院を受診することに。どんなに不安な気持ちで助けを待っていたのかを想像すると、胸が張り裂けそうになります。
悲惨な目にあったこの猫ちゃんにはゆっくり休んで体調を回復してもらい、自分をたっぷり愛してくれる飼い主さんに出会ってほしいものです。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク