馬と猫のラブラブツーショットがたまらん！引退馬が余生を送る北海道・日高の「yogiboヴェルサイユリゾートファーム」

北海道沙流郡日高町にある「yogiboヴェルサイユリゾートファーム」は、国内トップクラスの引退馬が余生を過ごす牧場。競走馬が抱える引退後の不安定さを解決し、のんびり馬生を過ごせるよう、心のこもったケアがなされています。

そんな牧場で見られるのが、猫のほっけくんとお馬さんの微笑ましい交流。

ほっけくんがスリスリをしているのは、「最強の1勝馬」と呼ばれていたエタリオウさん。愛のこもったスキンシップに、エタリオウさんもまんざらではなさそう。仲睦まじい光景に遭遇できた来場者は、顔をほころばせています。

自然と”馬好き”になった保護猫のほっけくん

ほっけくんは、野良猫が牧場の施設内で産んだ子。オーナーさんに保護され、そのまま牧場で育てられることになりました。

施設内では、巡回警備員や受付担当として活躍。昼寝を楽しみつつ、お客さんへの接客もこなしています。

驚くべきことに、お馬さんとは自然に仲良くなったそう。

馬側も猫という動物が気に入ったのか、人間を相手にする時とは違い、ちょっかいを出さず、自ら触れ合いにいっていたのだか。

ほっけくんが特に仲良くしているのは、日本産で日本調教馬による初の海外G1制覇したステイゴールドの血を引く子。

互いの違いを尊重しながら絆を深めるお馬さんとほっけくんは、来場者に癒しを与えています。

兄弟猫コアラくんも接客に奮闘中！

施設内には、ほっけくんの他に、コアラくんというかわいい猫ちゃんも同居中。

青い瞳を輝かせるコアラくん、実はほっけくんの兄弟。同じ日に産まれた2匹は大の仲良し。寝る時は、Yogiboの上でくっついているのだとか。

コアラくんはほっけくんほど、お馬さんとは直接的な関わりがありませんが、見つめ合い、目で会話をすることはあるよう。

お馬さんがいない時には馬房を巡回し、異常がないかチェックをすることも。自分なりに牧場ライフを満喫しています。

広大な牧場で自由に暮らす2匹は暖かくなってくると外出の時間が増え、夜まで冒険に勤しむそう。ただし、人懐っこい性格であるため、来場者に挨拶しにきてくれることもあるのだとか。

そう語るオーナーさんの言葉には深い馬愛と猫愛が。足を運ぶ際は動物の心と健康に配慮しながら、微笑ましい光景を目に焼き付けてみてください。