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アパートの手すりをさまようガリガリの猫…心温まる救助と「隠された意外な事実」に涙

アパートの手すりをさまようガリガリの猫…心温まる救助と「隠された意外な事実」に涙

韓国のとあるアパートの屋上で目撃されたのは、痩せこけた1匹の猫ちゃん。どうやら猫ちゃんはアパートら降りられなくなり、飢えてしまったようです。心配する住民の声を受け、ついに救助が動き始めました。



猫ちゃんは立っているのも辛そうなほど、衰弱しています。アパートの高さは25m。真下には、交通量の多い道路があります。

危険な事故が起きる前に救助したい。そう思い、救助隊は屋上へ駆けつけますが、なぜかそこに猫ちゃんの姿はありません。

どこへ行ってしまったのだろう。不思議に感じ、周囲を見渡すと、猫ちゃんが出入りできそうな場所が。

しかし、ここにも猫ちゃんの姿はありませんでした。

実は猫ちゃん、アパート内部にあるパイプ缶を使って移動していたよう。カメラを設置すると、狭い隙間からひょっこり顔を出す猫ちゃんの姿を捉えることができました。

猫ちゃんは、屋上の手すりへジャンプすることも。カメラは、屋上にいた猫ちゃんが部屋の前にある手すりに移動する姿もとらえていました。

危機的状況を受け、警察も出動。フードを入れた捕獲機を屋上に用意し、猫ちゃんの保護を試みます。

猫ちゃんは警戒心しながらも、ゆっくりと捕獲機に接近。中へ入り、ご飯を食べてくれましたが、猫ちゃんの知恵が勝ち、残念ながら捕獲は失敗に終わってしまいました。

そこで、救助隊は違う捕獲機を設置し、再び猫ちゃんの保護に取り組むことに。すると、捕獲は無事に成功!猫ちゃんはすぐ動物病院へ連れていかれ、健康状態のチェックや治療を受けることになりました。

保護直後は混乱し、パニックになっていた猫ちゃんでしたが、動物病院では安堵したのか、リラックスした表情に。

そして、この物語には驚くべき続きが…。なんと、猫ちゃんは野良ではなく、飼い猫だったのです。その事実は、ポスターを貼って飼い主探しをしている際中に明らかとなりました。

飼い主の女性は、なんと猫ちゃんがウロウロしていたアパートの住人。

愛猫が危険な状況だったことを知らなかった飼い主さんは一連の経緯を聞かされ、思わず、涙。すぐに動物病院へ行き、愛猫と感動の対面を果たしました。

猫ちゃんは対面時、飼い主さんから名前を呼ばれると、元気にお返事。

もしかしたら、猫ちゃんは飼い主さんと暮らしていた部屋にどうにかして戻ろうと、アパートの周りをウロウロしていたのかもしれません。

無事、保護されたこの猫ちゃんには二度と危ない思いをせず、家の中で穏やかな時間を送ってほしいものです。