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生後3日の子猫たちを保護して…”捨て猫姉弟”に愛を注いだ100日の記録

生後3日の子猫たちを保護して…”捨て猫姉弟”に愛を注いだ100日の記録

2022年9月、投稿者さんは三毛猫のハナちゃんと白猫のユキくんを保護。それから大切に愛を注ぎ、2匹を立派に育てました。これは惜しみない努力と愛情が詰まった、100日間の記録です。

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保護時、2匹の体重は約80g。へその緒がついていたため、獣医師からは生後3日ほどであると告げられました。

目が開いていない子猫を育てるのは、初めてのこと。飼い主さんは、2週間が正念場だという獣医師の言葉を重く受け止め、懸命にお世話。先住猫がいるため、感染症の検査ができるまでは作業場でお世話をすることにしました。

幸いにも、2匹はミルクをしっかり飲んでくれ、寄り添い合いながら成長。

目が開き始めたのは、保護後14日目のこと。無事に“魔の2週間”を乗り切った2匹は被毛がフサフサになり、よちよち歩きをするように。離乳食を初めて口にした日には、食べ方に性格の違いが見られました。

やがて、2匹は段ボールからケージにお引越し。保護から1ヶ月経つ頃にはハナちゃんが485g、ユキくんが508gと体重も、しっかり増えました。

保護から2ヶ月目には自力でトイレをし、じゃれあう姿が見られるように。ユキくんは離乳食をなかなか口にしてくれませんでしたが、ハナちゃんがおいしそうに食べる姿を見て、警戒心を解いたのか、パクリ。

徐々にミルクを卒業していきました。

2匹が大きくなってきたことを受け、飼い主さんは広々とした新しいケージを用意。ドライフードを食べる訓練も開始しました。

3ヶ月目には、動物病院で猫エイズと猫白血病の検査。結果が陰性だったため、ついに2匹は飼い主さん宅へ。初めて部屋の中へ出た2匹は、大喜び。ご飯もそっちのけで部屋中を駆け回りました。

そして、先住猫のクーちゃん、チータちゃんとご対面。クーちゃんは威嚇をせず、友好的な態度。

一方のチータちゃんは威嚇をし、2匹がいる部屋に入らず。飼い主さんは、ゆっくり時間をかけて猫たちを慣れさせようと決意しました。

すっかり大きくなった2匹に、飼い主さんは小さなキャットタワーをプレゼント。

しかし、使用感を見て、もう少し高いキャットタワーも贈ることに。すると、2匹はキャットタワーについているポンポンに大興奮。無邪気な姿を見せてくれました。

こうして迎えた、100日目。手のひらサイズだった2匹は1kgを超える大きさに。その重みを感じるたび、飼い主さんの頭には数多くの思い出が浮かびます。

いつか、先住猫たちとの仲睦まじい姿も見せてくれるはず。2匹の成長から、今後も目が離せません。