保護猫活動で預かりボランティアとして活動している「猫ですけどなにか?」チャンネルの投稿主・姉やんさん。
ある日、友人とグランピングに出かけたところ、とっても人懐っこい野良猫に遭遇したのです。
姉やんさんの夕ご飯の肉巻きおにぎりを狙ってきた女の子。
どうやらママ猫の様子。
とってもお腹がすいているようです。
気になった姉やんさんは、宿泊施設の人に事情を聴いてみました。
宿泊施設の人曰く「お客さんのご飯を狙うので困っている」「子猫も5匹生まれている」「誰か連れて帰ってくれないか」…。
夜中にまた姉やんさんのところにやってきたママ猫。
こんなこともあろうかと、買ってきたちゅ~るやご飯をあげます。
一生懸命ちゅ~るを食べ、必死でお水を飲むママ猫。
お水が飲めていなかったのでしょうか…。
翌朝にはすっかり懐いて、姉やんさんのお膝でウトウトするママ猫です。
キャンプサイトには猫除けがまかれており、旅先ながら姉やんさんは心配でたまりません。
旅行を終えて家に帰っても、あんなに懐いたママ猫と5匹の子猫のことが頭から離れない姉やんさん。
猫たちが幸せな環境ではない…、姉やんさんは決心しました。
もう夜中の22時ですが、再度宿泊施設を訪れて許可をとり、保護することにしたのです。
奮闘すること9時間、なんとか子猫3匹とママ猫を保護しました。
もうすっかり朝です。
とはいえ、子猫がまだ2匹残っているのにママ猫を保護して連れて帰るわけにはいきません。
ママ猫をリターン。
姉やんさんにスリスリ寄ってくるママ猫に約束します。
「またすぐに迎えに来るからね」
連れて帰った子猫たちは3匹そっくり。
「ミャー!」「シャー!」と威嚇するタイミングも息がそろっていて、思わず笑ってしまう姉やんさんです。
後日、姉やんさんは再度宿泊施設に保護に向かい、無事ママ猫と残る2匹の子猫を保護しました!
旅先で出会った野良猫でも、放っておけなかった姉やんさん。
信念に基づいた行動力と強さ、優しさに、コメント欄にはたくさんの支援の声が寄せられました。
しばらく母子一緒に暮らした後、里親さん探しを始める予定だそう。
頼れる姉やんさんとの出会いによって幸せのスタートラインに立ったファミリーを見守りたいですね。