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人の温かさをようやく知れて…温もりが欲しかった繁殖猫が「穏やかな生活」を謳歌

人の温かさをようやく知れて…温もりが欲しかった繁殖猫が「穏やかな生活」を謳歌

2001年から「NPO法人ペット里親会」として活動している投稿者さんたちはある日、協力団体から連絡を受け、ブリーダーが放棄した猫を引き取り。過酷な状況下で生き延びていた命の尊さを痛感しました。

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猫たちは、状態の悪い子ばかり。丸刈りにされていた子や皮膚病を患っている子、ガリガリに痩せている子など、みな様々な事情を抱えていました。

例えば、茶トラ猫のグッディちゃんは目の疾患を抱え、光がほとんど見えていない様子。体のあちこちに毛玉が見られました。

しかし、優しく抱っこをすると気持ちよさそうに甘えるなど、人を信じる気持ちを失ってはいません。

また、7~8歳くらいのお母さん猫キャミちゃんは長い間、繁殖猫として生かされるだけのニャン生を送ってきました。繁殖猫としての役割だけを求められてきたキャミちゃんは名前を呼ばれたことも、優しく撫でてもらったこともありません。

栄養失調で毛玉だらけのキャミちゃん。体にはノミのフンがたくさんありました。

そんなキャミちゃん、投稿者さんらのもとに来てから、優しく撫でられると体をすり寄せて甘えるように。その光景からは長い間、甘えたくても甘えられなかったキャミちゃんの苦しみが伝わってきます。

その後、キャミちゃんはご飯をよく食べ、同じシェルターの子たちとも遊ぶようになり、少しずつ猫らしい生活を取り戻していきました。

人の都合に振り回され、心をすり減らしてきたキャミちゃん。もう2度と子どもを産むことを強いられない穏やかなニャン生を送ってほしくなります。