動画
まさかの姿に絶句…全身に「ペンキ」を塗られた猫を保護して

まさかの姿に絶句…全身に「ペンキ」を塗られた猫を保護して

山梨県の山中湖村をベースに犬や猫の保護活動を行っている「ねこねっと山中湖」さんは2023年10月下旬、あまりにも心が痛む状況に遭遇。なんと、体にペンキを塗られた猫ちゃんに2匹と出会ったのです。

スポンサーリンク



2匹のうち1匹は青い塗料が付着しており、衰弱状態。もう1匹の猫ちゃんは赤い塗料が着いており、負傷が疑われました。

あまりに悲惨な状況に心を痛めた投稿者さんらは近隣住民に情報提供を呼び掛け、早急な保護を試みることに。

その結果、無事、青い塗料が付着した猫ちゃんの保護に成功。発見後はすぐに動物病院へ連れて行き、できる限りの塗料除去を行い、塗料が経皮吸収されていないか検査で確認。

幸いにも肝臓や腎臓への影響はなかったことが分かり、投稿者さんは一安心。猫ちゃんは、2歳ほどの若い“さくら猫”であったことが分かりました。

もう1匹の猫ちゃんも保護すべく、投稿者さんは役場の担当者さんと捜索をスタート。数日後、その子も無事に保護することができました。

この猫ちゃんは、男の子。塗料が長期間、付着していたため、全身に皮膚炎が現れ、皮膚ごと毛が抜けている箇所が多数。

病院から連れ帰った初めの頃は警戒した様子でしたが、少しずつ触らせてくれるようになり、ご飯も食べてくれました。

投稿者さんはこの子に「レッド」、青い塗料が付着していたサビ猫ちゃんには「葵」という仮名をつけ、お世話をスタート。2匹は現在、家猫修行真っ只中です。

なお、2匹に行われた虐待行為はしっかりと届け出て、然るべき対応をしてもらっているそう。動物は自分の満たされない欲求を発散させる存在ではないということを多くの人がしっかりと自覚し、様々な生き物が安心して生きていける優しい社会になってほしいものです。