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冬を目前につきかけていた命…玄関前で拾った子猫を家族に迎え入れる小さなストーリー

冬を目前につきかけていた命…玄関前で拾った子猫を家族に迎え入れる小さなストーリー

長野県でクリエイターとして活動しながら山暮らしを楽しむ投稿者さん。
夫婦2人と「こむぎ」ちゃんという小麦色の猫1匹。
穏やかなその暮らしに、ある日突然の来訪者がありました。

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ある冷え込んだ朝。
自宅の玄関前に子猫がうずくまっていたのです!

あわてた投稿者さん、とりあえず手近にあった収穫用のカゴにに保温して入れ、すぐに病院へ。
不安そうに壁を登る子猫ちゃん。しかし、このぶんだと元気は取り戻しそう。
しかし病院の検査で、「猫エイズ」の擬陽性が出てしましました。
子猫の頃に擬陽性が出て、しばらくして陰性に転じるのはよくあること。
再度の検査を予約して、この日は帰宅。

性別は女の子でした。
猫エイズの疑いがあることもあり、先住猫のこむぎちゃんとは対面させられません。
キャリーとワイヤーネットの囲いでひとまずおうち。
しかしおてんばな子猫は、すぐに脱走してしまいます。

捕まえてもすぐ逃げ出す子猫。
なにもかもに興味津々。

ごはんを食べる姿を見て、投稿主さんは数日前のことを思いだします。
近所で死んでしまっていた、別の白子猫。
あの子は兄弟だったのだろうか――。
田舎で野良猫が多い地域、ほとんどの子猫は冬を越せないと聞いた投稿主さん。
複雑な想いがよぎります。

縁あって家族になった子猫には「なずな」ちゃんというかわいい名前をつけました。
白く可憐な花です。

再度の病院の日。
なずなちゃんの猫エイズは陰性だと判明。
これでこむぎちゃんとも遊べる!ほっとする投稿主さん。
しかし、なずなちゃんは真菌の皮膚病「猫カビ」をわずらっていることが判明。
獣医師さんによって、一部を毛刈り処置されてしまいました!
投稿主さんは、家じゅうを消毒します。

そんな日々の中で、スクリーンの向こうが気になっているこむぎちゃん。
なずなちゃんの気配に「誰か住んでんの?」と興味津々。
もう少ししたら対面できそうです!

やさしい雰囲気の美しい映像で綴られたドキュメント。
小さな命が、生きる場所と家族をみつけたことに、しみじみ嬉しくなります。