癒やしを笑いを提供する猫隊員に屈強な消防士たちはみんなメロメロ…署長公認の小さな仲間！

屈強で勇敢な消防士たちが勤務している消防署。そこにはオレンジ色の小さな仲間がいます。とってもモフモフの彼の名は「フレイム（炎）」。近所からやってきた野良猫です。

消防士たちは言っていました。「猫なんて」「俺は猫派じゃないな」。しかし、人懐っこいフレイムくんがやってきてから、みんな変わりました。スリスリと体をこすりつけたり、床にゴロンと寝転んだり。すると消防士たちはすぐにフレイムくんを構ってあげます。

フレイムくんは、たくさんの人がいて、大きな音がしたり機械があったりする消防署でも、とってもマイペース。他の野良猫は、消防士が近づくと逃げていく中で、人懐っこく逃げなかったのはフレイムくんだけでした。

消防士たちはフレイムくんとの甘く楽しい生活を満喫していましたが、1つ心配がありました。それは怖い署長のこと。「猫なんて飼ったらダメだろう！」と怒られるのではないかとヒヤヒヤしていたのです。ある日署長がやってきて、フレイムくんを見つけました。

署長はしゃがみ込み、フレイムくんをなでなでしてくれました。みんなほっと胸を撫で下ろしました。これでフレイムくんは、正式に仲間になったようなものです。

冒険好きでわんぱくなフレイムくんは、消防車に顔を突っ込むなどして、真っ黒になっていることがあります。そこで消防士たちは重大なミッションにチャレンジすることにしました。水嫌いと言われる猫をお風呂に入れること。ひっかかれることを覚悟し、最初は消防士の分厚い防火手袋をして挑んだそう！しかしフレイムくんはお利口で、大人しくお風呂を満喫してくれました。

出会った時には痩せっぽちだったというフレイムくん。「フレイムはラッキーな猫だよ」と消防士は言います。そして「そして俺たちもラッキーだ。フレイムは笑いと癒しをくれるんだ」と続けるのでした。

家族から離れ、24時間体制で緊急事態に備える消防士たち。辛い現実を目の当たりにすることもあります。そんな中、出動から帰ってくると、フレイムくんが走って出迎えてくれることが、どれだけ心の慰めになっていることでしょう。マイペースでお茶目な小さな仲間を迎えたことで、さらに結束が強まり勇敢になれるのかもしれません。