釣り動画を配信している「ヒミツキチチャンネル」さんは、1年越しの釣りリベンジをすべく、とある海岸へ。すると、そこで胸が痛む光景に遭遇。なんと、ビニール袋に入れられた子猫が海岸に打ち上げられていたのです。
海岸に打ち上げられていたのは茶白の子猫と、ビニール袋に入れられた白黒子猫2匹。どうやら、猫たちは袋に入れた状態で海へ遺棄されたよう。まさかの光景に、投稿者さんらは仰天しました。
ひとまず、鳥に狙われないようにガードをし、乗ってきたバイクのカゴに子猫たちを入れて保護。念のため、周囲を確認しましたが、他に猫の姿はありませんでした。
命の危機が迫る状況であるため、投稿者さんらは釣りを辞め、帰宅することに。船を待つ間、海水で冷たくなった子猫の体を拭き、ペットボトルで保温。
なんとか生きてくれるように努力しながら、まだ目も見えていない、生後1週間ほどの命が置かれた残酷な状況に胸を痛めました。
帰りの船では猫に詳しい人が茶白猫ちゃんを引き取ってくれることに。投稿者さんは残り2匹の猫ちゃんを連れ、帰宅しました。
帰宅後、2匹の子猫は投稿者さん宅で暮らす5匹の先住猫ちゃんたちと対面。その後、おいしいミルクをもらいました。
幸い、2匹とも食欲は旺盛。元気にミルクを飲み、命を紡ごうと頑張ってくれました。
保護から1週間ほど経った頃、投稿者さんは2匹の成長を配信。
子猫たちは順調に体重も増え、ミルクを飲むのが上手などの個性も現れるように。嬉しい成長を伝えつつ、投稿者さんは動画内で、里親探しに協力するので海に命を捨てないで、と動物遺棄に関する想いも語りました。
3匹の子猫が一命をとりとめることができたのは、奇跡。飼育が難しい時、「命を奪う」という方法を選ばず、「誰かに託す」という解決法を選択できる人が増えてほしいものです。