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北の国ロシアのある町では、朝から大騒動がもちあがっていました。町の人はみんな、高い電柱を見上げています。
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高い電柱の上に丸まっているのは、猫!「かわいそうに、前の晩からいたかもしれない」、「犬に追いかけられたんだろうな」。町の人が話していると、ペットレスキューが到着しました。
レスキュー隊の男性は、ワイヤーをかけてするすと高い電柱を登ります。ヘッドカメラが下を向くと、高さはこのくらい!ふかふかの雪がつもっていますが、すごい高さに目がくらみます。そして、男性が話すたびに白い息が出て、とても寒そうです。猫ちゃんはどれだけ冷え切っているでしょう。
電線には電流が通っていますから、レスキュー隊も電線の下までしか行けません。レスキュー隊の男性はワイヤーを固定し、丸い縄のついた捕獲棒を取り出しました。猫ちゃんの体に、ゆっくりと縄をかけていきます。猫ちゃんがびっくりして動いてしまわないよう、優しく声をかけながら作業を進めます。しっかり縄をしめたら、電線に触れないよう、猫ちゃんを手元へ。
まずはしっかりと抱きしめてなでて安心させてあげます。猫ちゃんも「この人は頼りになる」と思ったのか、パニックにならず、おとなしくしています。それからペット用のキャリーに猫ちゃんをIN。ここに関しては事情がわからないのか、なかなか入りたがらない猫ちゃん。優しく話しかけながらキャリーに誘導し、腰に丈夫なカラビナでぶら下げたら、あとは地上へ降りるだけです。
猫を発見した町の人は、猫ちゃんをあたためてごはんをあげるため、自分の家に一時保護したのだとか。猫ちゃんが無事救出されて、みんなほっとしたでしょうね。
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