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森のなかのおうちに住むピカソくんは、いま絶体絶命の危機のなかにいました。なにかの拍子に高い木に登ってしまい、おりられなくなってしまったのです。
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2日も行方をくらましていたピカソくん。飼い主さんは心配でたまりません。飼い主さんがやっと発見したとき、ピカソくんは地上15メートルほどの木の上にいました。
おびえた様子のピカソくん。後ろ足は細かく震えています。いつ落ちるかわからない不安定な姿勢に、「これは素人の手には負えない!」と判断した飼い主さんは、すぐにペットレスキューに依頼しました。駆けつけたレスキュー隊員は、ピカソくんに優しく声をかけながら、驚かさないよう、ゆっくりと木に登っていきます。「大丈夫、助けに来たよ」。
ピカソくんの近くまで来た隊員は、様子を見ながら、手を差し出します。ピカソくんは暴れることもなく、おとなしくなでられてくれました。少し安心した様子にも見えます。
レスキュー隊員は、タイミングを見計らって、高い枝の上から、ピカソくんを抱き上げました。緊張の一瞬です。怖がらせないようにそっと抱っこすると、ピカソくんはおとなしく隊員の腕の中に落ち着きました。ほっぺに切り傷がありますが、全体的には健康そうです。
隊員はネットの中にピカソくんをいれました。「ごめんよ、これに入って一緒におりよう」。
地上では飼い主さんが待っていました。すぐにピカソくんを手渡す隊員。「ありがとう、本当にありがとう」。飼い主さんは感無量です。「すぐに家の中に連れて行きます」。「本当によかった」隊員も責任重大な任務を終えてほっと一安心です。
「飼い主さんに助け出した猫を引き渡すとき、本当に喜びを感じる。再会はプライスレスだよ」と語るレスキュー隊員。飼い主さんと猫の幸せのために、今日も勇敢に任務に励んでいます。
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