動画
電車が行きかうNY地下鉄線路から猫をレスキュー!過酷な猫生を幸せな家猫生活で上書き中

電車が行きかうNY地下鉄線路から猫をレスキュー!過酷な猫生を幸せな家猫生活で上書き中

ある日、猫の保護活動に関わっているバネッサさんは、ニューヨーク・ブルックリンの地下鉄の駅に猫が住み着いているという動画を目にします。大都会・ニューヨーク。常に電車が行き交う線路内は、あまりにも危険です。「どうやって助ければいいか分からなかったけれど、放ってはおけない」。バネッサさんは深夜2時の駅へと向かいました。



たっぷりの鶏肉とまぐろを置いた捕獲器を仕掛けます。何度か電車の音に驚いて逃げてしまいましたが、バネッサさんは諦めません。「ここに彼を置いて帰るつもりはなかったわ」。そこからさらに2時間待ち続け、ついに保護することに成功したのです!

バネッサさんは猫にエンツォと名付けました。さっそく動物病院を受診すると、まだたったの1歳ということが判明。しかし、その口の中はほとんどの歯が折れてしまっていたのです。

1年の猫生の間に、エンツォがどれほど過酷で恐ろしい経験をしてきたのか想像し、バネッサさんは心を痛めました。そして、エンツォにできる限りの優しさと愛情を注いで、手厚く手当てしたのです。

「助けた猫をすべて自分の家で飼ってしまったら、他の猫を助けられなくなってしまう」。保護活動をしているバネッサさんは、そのシビアさは骨身にしみて理解しています。しかし、エンツォだけは特別でした。「エンツォには心身の傷を癒すための時間が必要。そして、なぜかエンツォとは通じ合うものがあるの」と語るバネッサさん。

「心から理解し合ってしまったら、もう手放すことなんてできない。多分、猫の中には『一緒にいるべき子』がいるの。エンツォはここにいる運命だったのね」と語るバネッサさん。真っ暗で危険な地下鉄の線路上で、いつ命を落としてもおかしくなかったエンツォ。今は、明るい家に住み、彼を誰よりも理解し愛してくれる最高の「お母さん」の腕の中で幸せを感じています。