暖かな季節になってきたと同時に、私が飼い猫を保護した時期に近づいてきました。
困っている仔猫との出会いは思いがけない時に来るものです。私も想像すらした事がありませんでした。
なので弱っている仔猫を前に、何の知識も無くただオロオロとして、その時は精一杯だったとしても後から「もっとこうしてあげればよかった」とか「こうするのが正解だった」と後悔していました…。
そんな私の体験や後悔を今後、他の仔猫ちゃんを救う手助けになればと【仔猫を保護したらやる事】を見やすい一覧表にしました。
目を通して頂いたり、弱っている仔猫を見つけて困っている方に伝えて頂けると嬉しいです！
【瀕死・怪我・弱っている場合】
すぐに動物病院へ行ってください。
清潔なタオルでくるんであげたり、温めてあげるのもオススメです。
人間の薬は猫にとって毒になる可能性がある為、与えるのは危険です。
早く猫ちゃんに元気になって欲しい気持ちは本当に痛い程分かりますが、お薬は獣医さんの指示に従いましょう。
【元気そうだけど１匹の場合】
仔猫が１匹でお腹をすかせて鳴いていたり、カラスに襲われそうになっていたり…。
ですがもしかしたら近くに親猫がいるかもしれません。人間がむやみに仔猫に触ってしまうと人間の匂いが付いてしまい、親猫がその子の育児をしなくなってしまう例があるのだとか…。
また地域猫の可能性もあるので、状況に応じて保護を。
もし家に招き入れる場合は、先に動物病院へ行くことをオススメします。
元気そうに見えても病気や寄生虫がいたり、身体についたノミなどで部屋が大変なことになる事もあるそうです。
「お金がかかるから嫌」と思う方、猫を飼うのはお金がかかるものです…。もし必要な医療費が出せない場合、自身の経済状況を考え、他に猫を保護しいくれる方を探す方が良いかもしれません…。
【ごはんをあげたい】
大抵、迷い猫はお腹を空かせていると思います。私の猫もそうでした…。
すぐにあげたい気持ちは分かりますが、もちろん人間の食べ物は駄目です。市販の仔猫用フードにしましょう。
仔猫によっては、まだミルクの子、ドロドロな離乳食の子、カリカリを食べれる子、さまざまなので動物病院で教えて貰うと良いです。
脱水症になっている場合もあるので、フードだけではなくお水もあたえてあげてくださいね。
【汚いからお風呂に入れたい】
落とし穴ですが、動物病院の前にシャワーをしてしまうとダニやノミの適切な処置が出来ない場合があるそうです。
また、元々猫は水が苦手な生き物です。弱っている子の体力や体温を奪って危険な状態にしてしまう場合があります。お風呂やシャワーは元気になるまで控えましょう。
汚れが気になる場合はタオルで拭ってあげる程度が良いかもしれません。
ただ、「汚いまま動物病院に行ったら受け入れを拒否された」という体験もあるそうです。
色々な場合があるので、その場にあった対応を。
「野良猫だと思ったら脱走した飼い猫だった」という話をたまにお聞きします。
御存知ない方も多いと思いますが、警察と動物愛護センターは別々の管轄らしく、どちらかだけに問い合わせても届け出が無い場合もあるそうです。
出来れば２つに問い合わせし、迷い猫の届けがされていないか確認すると良いです。
また、マイクロチップの有無、地域の張り紙やネットの掲示板やSNSの投稿をチェックするのも良いと思います。
地域猫の可能性もあるのでご近所の方に話を聞くのも〇。
もしかしたらすでに誰かの運命の猫で、帰りを待っているかもしれません。どうか助けてあげてください。
もしかしたら、助けたその子が貴方の運命の猫かもしれません。私がそうだったように…。
その子の命を助ける手助けが、この記事を通して出来ればとても嬉しいです。
読んで頂き有難う御座いました！(*^^*)
