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Twitterで話題の猫漫画『ねこに転生したおじさん』 作者やじまさんが語る制作の裏話

Twitterで話題の猫漫画『ねこに転生したおじさん』 作者やじまさんが語る制作の裏話

もしも、おじさんが猫に転生したら…。そんなユニークな着眼点からコミカルな猫漫画を描くようになったのは、漫画家のやじまさん。

毎日0時近くに更新される『ねこに転生したおじさん』は「ねこおじ」の通称で親しまれており、多くの人が最新話を心待ちにしています。

トラックにはねられたおじさんが猫に転生したら…?

物語は、トラックにはねられたおじさんが猫に転生したところからスタート。

猫になったおじさんは、生前怒られてばかりいた社長宅に迎え入れられ、第2の人生ならぬ“ニャン生”を謳歌。自然と猫らしい行動をしてしまう体に振り回されるおじさんの姿に、クスっとさせられてしまいます。

やじまさんが、こうした設定を思いついたのは落書きをしていた時のこと。

猫の顔の横に同じ表情のおじさんを描いた時、まるで猫の中身がおじさんのようだ…と思ったんです。

主人公のおじさんにモデルはおらず、自身が思う「おじさん的なもの」という概念のいい部分を集めた人物なのだそう。

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漫画を描くのは、他の仕事を全て終えた就寝前の1時間。話の内容を考える時は、猫の中身がおじさんであることを考慮し、汚いネタは避けるようにしているの。だとか

僕は表情を描くのが好きなので、プンちゃんやおじさん、社長の表情は見どころだと思っています。あと、猫のかわいさもできるかぎり再現したいと思いながら描いています。

ついクスっと笑ってしまう「ねこおじ」には毎回、たくさんの反響が。「寝る前に読んで癒された」「読まないと眠れない」といった嬉しい声に、やじまさんは喜びを感じているそう。

平和なコメントが多く、笑ってしまうものもあり、癒されています。また、以前、『おじさんになると、誰からもかわいがられたり撫でられたりしないんだよな』と言うようなことをリプライでいただいた時には、なんだかすごく切なくなりました。

なお、自身も実家で猫と暮らしていたことがあるやじまさん自身は「ねこに転生したい」と思ったことはないのだそう。

猫は猫で大変そうなので…。自由に戻れるのなら、短期的には転生してみたいですね。

猫好きのやじまさんは本作以外にも、和菓子屋を営むおばあちゃん宅で暮らす猫の日常を描いた『猫のおふくちゃん』(フェリシモ出版)という猫漫画を手掛けたことも。

ずっとファンでいてくれている人や「ねこおじ」を機に自分を知ってくれた人に向け、感謝しています。

いつも夜遅くなのに、読んでくれて本当にありがとうございます。今のところは『ねこおじ』を描くことが僕も楽しいので、しばらくは続けられると思います(笑)

猫になり、ガラっと生き方が変わったおじさんから目が離せない「ねこおじ」。今後の展開にも注目です。