気温が40度にもなった、2024年8月中旬。近所の草むらで、へその緒がついたままの子猫を見つけた投稿者さん。私は猫アレルギーで独り暮らし…。そう悩んだものの、命を見捨てることなどできず、お迎えを決意しました。
子猫は炎天下の中、力なく鳴いていたそう。このままでは生きていくのが難しい。そう判断し、投稿者さんは保護を決意しました。
これほど小さな猫を育てるのは、初めての経験。不安はありましたが、「絶対、幸せにする」と心に誓いました。
子猫の性別は女の子。動物病院で発見時の状況を伝えると、人間に捨てられた可能性が高いと言われました。
当時の体重は、わずか78g。愛情がいっぱい染みた幸せなにゃん生を送ってほしいとの思いから、名前は「にもの」ちゃんに決定しました。
初めての育猫は分からないことだらけでしたが、ネットの力を頼りつつ、にものちゃんと二人三脚で頑張った投稿者さん。少しずつ増えていく体重やかわいい寝顔を見ると嬉しくなり、不思議と疲労は感じませんでした。
目が開いたのは、お迎えから9日目のこと。にものちゃんは一度に飲めるミルクの量も増え、今まで以上に元気いっぱいに。
15日ほど経った頃には行動範囲が広がり、ますます活発になっていきました。
成長に伴って、見せてくれる表情や仕草が増え、投稿者さんは胸キュン。おそるおそるフローリングを歩いたり、色々なものに興味を示したりするにものちゃんの一挙一動から目が離せません。
初めての歯が生えた時には、ミルクを飲む回数が激減。離乳食も拒否したため、心配になりましたが、にものちゃんのペースに任せていたところ、自らご飯を食べてくれるように。
その後は初めての便秘に焦るというハプニングはありましたが、にものちゃんは順調に成長。無事、生後1ヶ月を迎えることができました。
ちょっぴり大人に近づいたにものちゃんは、おもちゃでもしっかり遊ぶように。名前を呼ぶと、投稿者さんのもとへ来てくれます。
高い場所にも興味が出始め、ソファーのひじ掛けや投稿者さんの肩に乗ることも。生後2ヶ月経つ頃には、食後の毛づくろいがスムーズにできるようになりました。
にものちゃんの物を買うのが一番楽しいと、親バカっぷりを見せる投稿者さん。にものちゃんの甘えっぷりを見ると、その愛情はたしかに届いているように思えます。
にものちゃん、これからも温かいおうちの中で伸び伸びと暮らしてね。