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新居にいたのは43匹の猫!想定外の事態が、夫婦にとって夢の始まりになった理由とは

新居にいたのは43匹の猫!想定外の事態が、夫婦にとって夢の始まりになった理由とは

アメリカ・アーカンソー州の自然豊かな土地に、小さな家を購入した夫婦。ようやく迎えた引っ越しの日、そこで2人を待っていたのは、前の住人に置き去りにされた43匹もの猫たちでした。この想定外の出会いは、夫婦がかつて思い描いた、「ある夢」へとつながっていくのです。

昏睡状態から目覚めて語った「100匹」の夢

それぞれ障害と向き合いながら、各地を旅して暮らしていたジョシュアさんとフェイさん夫婦。しかし新婚生活を送っていたある日、不慮の銃の事故によってジョシュアさんが重い脳損傷を負い、緊急手術を受けることになりました。

昏睡状態から目覚めたジョシュアさんが突然口にしたのは、「100匹の猫を救いたい」という言葉。驚くフェイさんに、ジョシュアさんはもう一度「100匹」と、はっきり答えました。フェイさんは、数については相談しながらも、その夢をいつか一緒にかなえようと約束したのです。



新居で待っていた43匹の猫たち

それから数年後、夫婦は田舎に土地と家を購入しました。自分たちの手で小さな農場を作ろうと計画していたのです。購入手続きに4カ月ほどかかっている間に前の住人が転居。引っ越し当日、購入した家に着いた夫婦が目にしたのは、なんと43匹の猫たちでした。

ひどく痩せている子や病気の子、妊娠中の猫もおり、その後も毎週のように子猫が見つかりました。もともと動物を助けたいという思いはあったものの、これほど多くの猫を一度に保護する準備はできていません。それでも2人には、猫たちを見捨てるという選択肢はありませんでした。

手探りで始めた保護活動

夫婦は子猫への授乳方法を学び、警戒心の強い成猫を捕獲。治療費を集めながら動物病院へ連れていき、猫たちの不妊・去勢手術も進めました。目の前の命を守りながら、必要なことを一つずつ覚えていったのです。

こうして誕生したのが、猫の保護施設「Sunshine Pines Rescue」。現在は42匹の猫がここで暮らしています。夫婦は猫たちが安全に外の空気を楽しめる囲い付き屋外スペース「キャティオ」を完成させようと、支援を受けながら少しずつ整備を続けています。すべての猫がお腹いっぱいになり、安全な場所で静かに眠る。その光景を見るたび、2人は苦労が報われたと感じるそうです。

かつて病室でジョシュアさんが語った「100匹の猫を救う」という夢。43匹との突然の出会いは、その夢へ向かう運命の第一歩だったのかもしれません。人生の大きな変化を愛情で受け止めた夫婦と、安心できる居場所を手にした猫たちの姿に、胸が熱くなります。