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ハンドメイド衣装も紹介!神様に紡いでもらった愛猫ハイジとの「赤い糸」

先の見えない日々を余儀なくされている私たちは今、大きな不安と闘わざるを得ません。そんな背景から突如ブームとなったのが、「アマビエ」という日本に伝わる半人半魚の妖怪。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の収束を願い、SNS上で様々なアマビエが拡散され始めました。

こうした中、特に注目を集めたのがパステルカラーの被毛に良く似合うアマビエ姿を披露した、ハイジちゃん。

どこか儚げにも見えるそのコスプレ写真はみるみるうちに広がっていき、猫好きさんに幸せをもたらしました!

神様から託された小さな命

どこのおうちもそうかと思いますが、ハイジと私の出会いも奇跡的でした。

そう語る飼い主のHeidipastelさんはもともと動物が大好きだったからこそ、ハイジちゃんと出会うまでは「飼わない選択」をしてきました。

しかし、ある時、そんなHeidipastelさんのもとにやたらと「子猫を飼わないか」という話が舞い込むように。あまりに何度も同じような相談を受けたため、絶対に叶わないだろうと思い、「神様がそんなに私に子猫を預けたいなら、白くて青い目の子だったらいいよ」と独り言を言ったのだそう。

それから1ヶ月後、Heidipastelさんは不思議な出会いを果たすことになります。

たまたま寄った産地直送のお店で『今朝、駐車場にダンボールに入れて置き去りにされた子猫がいるんだけど飼わない?』と、声をかけられて…。

そこで目にしたのは、神様と約束した白くて青い目の子猫。その姿を見たHeidipastelさんは涙があふれ、この子を家族にしようと決意したのです。

その後、3ヶ月もするとハイジちゃんはどんどん色が変わり、現在のようなパステル三毛に変身したのだそう。目の色も少し薄くなりましたが、そんな変化を見てもHeidipastelさんの愛は揺るぎませんでした。

もしかしたら、ハイジちゃんはHeidipastelさんと共に暮らすために真っ白な被毛を一時的に持って生まれてきたのかもしれませんね。



飼い主も猫もWIN-WINなコスプレを

一緒に暮らすようになり、2年が経った頃、Heidipastelさんはある日、ネット上で「ドラえもん」の被り物をしていた猫の画像を偶然見かけ、ハイジちゃんにも衣装を作りたいと思い立ちました。

もともと絵本に出てくるような洋服を着ている動物が大好きだったので、猫の中にも洋服や帽子を被れる子がいることを知って、ハイジにも試してみたくなりました。

衣装を作るにあたり、Heidipastelさんが気を付けたのは猫にも飼い主にも負担が少ない仕様にすること。腕を通したり、猫耳を織り込んでかぶせることがないシンプルでかわいいものを…と心がけました。

実は今回話題になったアマビエのウィッグもHeidipastelさんの手作り。約20分ほどで制作したというウィッグにはハイジちゃんへの愛がたっぷりと込められていたのです。

コスプレをしてもらう時は飼い主も猫もWIN-WINにならないといけないって思ってます。飼い主のWINは愛猫のかわいい姿が見られること。猫の場合はやはりギャラだと思います(笑)

そう考え、Heidipastelさんはコスプレ時にはハイジちゃんへ大好物のおやつを献上。おやつへの情熱が猫一倍あるハイジちゃんはどうやら、この見返りを心底気に入っているようで、おやつが食べたくなると撮影をする場所にHeidipastelさんを誘導し、催促することも少なくないのだとか。

そうした行動に応じる時もHeidipastelさんは撮影時間に配慮し、ハイジちゃんがコスプレに対してネガティブな印象を持たないように努めています。

ハイジは感情が顔に出るタイプ(笑)。なので、短時間で終わらせ、『またやりたいニャ』って思ってもらえるようにしています。

ハイジちゃんの意思を尊重し、対等な関係を維持し続けるHeidipastelさん。猫想いな心が伝わってくるからこそ、Heidipastelさんの写真は多くの人々の目に焼き付くのかもしれませんね。



世界観に胸キュン!美猫が着こなす「コスプレ衣装」4選

Heidipastelさんが制作されるコスプレ衣装はユーモラスでかわいいものばかり。今回はこれまで作った中でも特にHeidipastelさんの思い入れがある作品をいくつかご紹介いたします!

①エレガントな姿にうっとり!「お花帽シリーズ」

この時期ぴったりなのが、満開の桜になりきれる「さくらお花帽」。

Heidipastelさんは、昭和に流行った「お花のスイムキャップ」のように見えるところが気に入っているのだとか。なお、お花帽シリーズは紫陽花になりきれるタイプもあります。

淡い「紫陽花お花帽」は窓辺で佇むハイジちゃんの上品さを引き立たせているようにも思えますね。

②ユニークな装飾が映える「猫の白鳥の湖」

ハイジちゃんはふわっとしたチュチュを身にまとって、バレリーニャに変身することも!帽子に施されたまつげや鳥のくちばしなどの細かな装飾にも視線がくぎ付けになってしまいます。じっと一点を凝視するハイジちゃんはその後、どんな素敵なバレエを披露してくれたのでしょうか。

③クリスマス以外にも見たい「ニャーキーターキー帽子」

一目見て、思わず笑みがこぼれてしまうこのコスプレ姿は、クリスマス以外にも見たくなる中毒性があります。おいしそうなターキーに扮したハイジちゃんの目は「本当に私を食べるんですか?」と問いかけているよう。こんなかわいいニャーキーが目の前に現れたら、逆にごちそうを貢ぎたくなってしまいそうです。

④ほんわかした世界観の「ケーキシリーズ」


Heidipastelさんが好む世界観が特に伝わってくるのが、ケーキシリーズの衣装。おいしそうな工場長帽子は隣で佇む、ぬいぐるみとおそろい。口を開けるハイジちゃんはまるで従業員たちに喝を入れているかのようにも見えてしまいます。

一方、同じケーキシリーズでもエレガントな印象を与えるのが「ホールケーキセットアップ」。

ハイジちゃんも先ほどとは打って変わり、すましたお顔を披露します。衣装によってコロコロと表情を変えられるハイジちゃんはベテランモデルさんのようですね!

なお、こうした衣装をHeidipastelさんは「minne」にて販売もしているよう。

話題になったアマビエも先日、セット販売したんですが、おかげさまで秒殺で完売しました。手にしたみなさんの心に笑顔と癒しをお届けできていたら嬉しいです。

いつか絵本シリーズの衣装も作ってみたい。そう意欲を燃やすHeidipastelさんはこれからもコツコツと“笑顔の種づくり”を頑張っていきたいと語っていました。

自身の愛猫だけでなく、他の猫や飼い主さんのことも思いながら創作活動を続けるHeidipastelさん。その手から生み出されるオリジナルグッズには惜しみない猫愛が詰め込まれているような気がして、心が温かくなります。

お天気が良いのでお外でアマビエニャ

不思議な赤い糸で結ばれたハイジちゃんとHeidipastelさんのWIN-WINな日々は、これからも穏やかに続いていくことでしょう。