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ペットショップでホコリと遊ぶ姿が気になって…希少猫種「ラムキン」のにゃむくんを迎えて

マンチカンとセルカークレックスを交配して誕生した「ラムキン」は、短足・小型・巻き毛という特徴を持った猫種。頭数が少なく、世界的に希少な存在だといわれています。

そんなラムキンと暮らしているのが、オオサワコウさん。

現在、9歳の愛猫にゃむくん

愛猫にゃむくんとの出会いは、とあるペットショップでした。

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ケージの中でホコリと遊ぶ黒猫が気になって

ある日、飼い主さんは近所で放し飼いされている猫のおやつを買いに、ペットショップへ。店内で譲渡会の情報などをチェックしていると、ブラッシングもされていないボサボサなにゃむくんが、ケージの中でホコリと遊んでいました。

当時、にゃむくんは生後半年以上経っており、値下げされていたよう。見るに堪えないと感じ、にゃむくんを家族にしました。

子猫期のにゃむくん

迎えた当初、にゃむくんは遠慮がちでしたが、ほどなくして家の中を探検。のびのびとテリトリーを広げ、家に慣れてくれました。

ラムキンは甘えん坊でおっとりしている子が多いと言われていますが、にゃむくんはまさにその通りな性格。家にいると、どこからともなく現れ、飼い主さんの膝の上でスヤスヤ。

どけてもめげずに、何度もチャレンジしてきます。今まで数匹の猫を飼いましたが、ダントツで大人しく、甘えん坊でマイペースです。

そんなにゃむくんには、かわいらしい個性がたくさん。そのひとつが鳴き声。

普通にニャーと鳴くことはあるものの、帰宅した飼い主さんの顏を見た時や庭のキャットランから帰ってきた時、起床時などには「ん?」という疑問系の鳴き声を披露。

最近は、あまりやりませんが、庭で一心不乱に穴を掘っていたこともありました。もはや違う動物に見えて、面白かったです。

短い手足は意外にも太く、筋肉質。

若干、O脚っぽくも見えます。普通の子と比べると、しなやかさみたいなものはないですが、ポテポテ歩く姿は何度見ても面白い。

お顏は密度のある頬毛が生えているから、ふっくら見えるようで、実際に触るとほっそりしているという意外なギャップも持っています。

持って生まれた個性が、愛くるしいにゃむくん。そんなかけがえのないパートナーに飼い主さんは日々、ときめいています。

レアな猫種である前に、愛しい家族

ラムキンと言えば、くるんとカールした巻き毛が特徴的。

飼い主さんいわく、触り心地は「セイブザダック」というブランドのジャケットの裏起毛に似ているのだとか。

個性豊かな被毛は、ブラッシングと週に1回のからだ拭きでケア。

にゃむはブラッシングをされるのは大好きですが、何となく、被毛が抜けやすい気がするので、圧をかけず、回数も控えめにしています。

巻き毛のにゃむくんはおヒゲが短く、カールしているため、目測を誤りやすく、物にぶつかることがあるので、おうちの中では通り道を広くし、怪我を防いでいます。

また、飼い主さんは手足が短くて跳躍力がないことを気遣い、室内と庭に設置したキャットランにも一工夫。

落下しにくいよう、幅広に作りました。そして、踊り場のようなものを多めに作り、登り降りしやすいようにもしました。

愛情のつまったキャットランは、にゃむくんのお気に入りアイテム。天気の良い日は、日向ぼっこを楽しみます。

雨が降ってきたり風が強くなったりすると、慌てて中に入り、鳴いて教えてくれます。そういう時だけ、なぜかテンションが高いです(笑)

日本でラムキンという猫種を見かけることは、まれ。そのため、家族になった後、飼い主さんは驚きの体験をたくさんしました。

インスタグラムを始めたら、すぐに兄弟が見つかりました。本当にビックリしましたし、同じ美術系の仕事だったので、不思議な縁を感じて嬉しかったです。

また、世界各国の人々から「どうやったら飼えるのか(買えるのか)」という連絡がきたり、現役の獣医師から特徴や性格などを一度、診させてほしいと言われたことも。

中には金額を提示し、売ってくださいとか、来日するから会わせてほしいなどのメールもありました。

しかし、飼い主さんにとってにゃむくんは「珍しい猫」ではなく、「愛しい家族」。

ありのままのにゃむくんを愛で、日常を見守り続けています。

夜は腕まくらで寝るのですが、寝ながら胸の辺りをフミフミしてくれてかわいい。眠そうな時や寝ている時でも触るとゴロゴロ言い、お腹を見せてくれます。ただ、エスカレートすると、ヨダレを垂らしてしまうのが、たまにキズです(笑)

そう話す飼い主さんには、にゃむくんと暮らす中で気づいた「ラムキンを幸せにする配慮」があります。

にゃむは最初の頃、高いところにジャンプしようとして失敗したり、降りる時に失敗してアゴやお腹で着地していたりしたので、一緒に暮らす時は昇りやすい&降りやすい工夫を盛り込むことが大事。すごく大人しいので、先住猫がいたり、新たに猫を迎えたりする時は注意したほうがよいかもしれません。

「レアだから」という理由ではなく、純粋な「かわいい」を向け、自分を愛してくれる飼い主さんと出会えた、にゃむくん。幼少期に頑張ってきた、その小さな体には、これからも多くの幸が降り注ぐことでしょう。