ゲームの戦闘シーンみたい！先住猫に「強いぞアピール」をするアンダルシアくん

まるで、ゲームの戦闘シーンみたい…！そう思えるユニークな光景が見られたのは、gasukaru57さん宅。

凛々しい立ち姿を見せるのは、スコティッシュフォールドのアンダルシアくん（通称：だるたん）。どうやら、先住猫の「がすかる。」くん（スコティッシュフォールド）に、自慢の猫パンチをお見舞いしようと目論んでいたようです！

この微笑ましいバトルは、昨年の末頃に見られたもの。

まだ、おうちに来て間もなかったアンダルシアくんは、この頃、立ち上がり、自分を大きく見せて、威嚇をすることがたまにあったのだとか。

密かに下剋上を企んでいた、アンダルシアくん。その野望は果たして、叶ったのでしょうか？

異なる愛くるしさを持つ2匹のスコティッシュフォールド

微笑ましいバトルを披露した2匹は普段、互いをよき遊び相手だと思っており、兄弟のような関係性を築いているのだとか。

先住猫のがすかるくん。は2020年の暮れ頃、飼い主さん宅へ。

その後、多頭飼いのほうが猫にとって良い環境になるのでは…と思い、飼い主さんは2021年の暮れ頃にアンダルシアくんを迎えました。

猫たちが人や家に早く慣れることができるよう、飼い主さんは放っておく時と構う時をしっかり区切ってメリハリをつけることで、猫たちの時間を尊重。

アンダルシアくんを迎えた直後、がすかる。くんはしばらくの間、威嚇していましたが、1週間もしないうちに毛づくろい。面倒見のいいお兄ちゃんになってくれました。

すると、アンダルシアくんは、さらにやんちゃに。がすかる。くんや飼い主さんは毎日、元気いっぱいなアンダルシアくんに振り回されるようになりました。

一方、お兄ちゃんになったがすかる。くんは飼い主さんをじっと見てから鳴き、遊びたいアピールをすることがあるのだとか。

飼い主さんは、そんな2匹の個性や違いを愛しく感じており、スコティッシュフォールドは骨軟骨異形成のリスクがある猫種であるからこそ、適度な運動と体重維持を徹底。

毎日の食事量と排泄物の量もチェックし、異変にすぐ気づけるよう、心がけているのだとか。

また、以前、猫用に敷いていたウレタンマットをがすかる。くんが食いちぎって飲み込み、腸閉塞を起こして命を落としかけたことがあったため、そうした誤飲事故の事例が、これから猫を迎える人の目にもっと届きやすくなることを願っています。

がすかる。くんとアンダルシアくんの微笑ましい日常。その裏には、2匹の健康を気にかけ、世の猫に思いを馳せる、飼い主さんの優しさがあります。