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生後1ヶ月の子猫を大学で保護!ちょっぴり大人になった「ししゃもちゃん」の日常

昨年の夏、大学内にて子猫のししゃもちゃんを保護した0707_ShisyamoさんはSNSで情報を得ながら、猫飼いデビュー。

ひとつの命と真摯に向き合う、飼い主さんの一生懸命さとかわいさ溢れるししゃもちゃんの姿は大きな反響を呼びました。

あれから約1年ほど経った今、ししゃもちゃんは一体、どんな大人にゃんこになっているのでしょうか。

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虫とのバトルや高度な遊びもできるように!

保護した当初はあまりにも小さくて、どんな子になるんだろうと想像しながら、毎日楽しみに育てていました。

そう語る飼い主さんは保護後、生後1ヶ月くらいまでは子猫が亡くなってしまう可能性が低くはないことを知ったため、ミルクを飲まなくなったり、便があまりでてこなかったりと異変を感じると、すぐに動物病院へ行っていたそう。

ミルクの温度を変えたり、ミルク粉とお湯の比率を変えたりと様々な工夫を凝らしながら、ししゃもちゃんをお世話していました。

成長を見守る中では、たくさんの驚きにも遭遇。中でも予想外だったのは、排泄量。

体重の割に大量のミルクを飲み、3~4時間後に次のミルクをあげる前におしっこをたくさんしていました。そのため、大量になったティッシュの処理に困ったこともありましたね。

そうした紆余曲折を経て、ししゃもちゃんは立派なレディに成長。

今も昔と変わらず、お転婆で好奇心旺盛な性格なのだとか。

ビビリなのに色んなことに興味を持って果敢に挑戦し、結局、「助けて」と鳴くこともあります(笑)甘えたがりなところは、変わりませんね。

ただし、常に甘えん坊だった子猫時代とは違い、近頃はひとりの時間も楽しめるように。

そのため、今では逆に飼い主さんのほうから甘えることが。

帰宅すると、「大変だったね、お疲れ様」とでもいうようにスリスリ&コテンとお腹を見せて寝転がり、お腹を吸わせてくれます。ありがたいです(笑)

また、大人っぽくなってきたししゃもちゃんは行動にも変化が。

以前はおもちゃやシャカシャカした袋で遊ぶことを好んでいましたが、飼い主さんと共に鬼ごっこやかくれんぼといった高度な遊びを楽しんだり、反射した光を捕まえようとしたりするようにもなったのだとか。

最近では留守中に虫を仕留め、仕事から帰宅した飼い主さんを驚かせたことも。

いつもはご飯が早く食べたくてくっつきながら一緒にリビングへ向かうのに、その日はずっとこちらを振り返りながら別の場所へ。何かの前に座り込んで鳴いたので、見てみると虫が…。

満足そうにキラキラした目を向けるししゃもちゃんの横で、飼い主さんは虫にごめんなさいと謝り、片付けに励んだのだそう。

なお、ししゃもちゃんは知性も磨いているようで、扉の開閉を学習。しかし、自ら部屋のロックを外し、部屋に閉じ込められてしまい、かわいく抗議をしたことあったのだとか。

なんで閉じ込めたのって、ウルウルした瞳で擦り寄られても、私たちは何もしてないんです…ってなりましたね(笑)

子猫らしい無邪気さと大人っぽい知的さを兼ね備えた、ししゃもちゃん。そのコミカルな日常から、飼い主さんはますます目が離せなくなっています。

意外と勝ち気でまだまだ寂しがり屋な愛猫が大好き

ししゃもちゃんには、Twitterの投稿では知ることができない魅力もたくさんあるよう。

例えば、遊んでいる時に本気になり、視野が狭くなってしまうのは飼い主さんしか知らない愛くるしさ。

遊びや勝負事になると自分が勝たなきゃ気が済まず、鼻息が荒くなります(笑)

また、寂しいと構ってほしくて、手に絡みついて甘噛み。

トイレやお風呂など扉がある部屋に飼い主さんが入っていくと、ドアの前で鳴きながら、出てくるのを待つのだそう。

あと、どんなに遠くにいても冷蔵庫の開閉音がしたら、冷したチュールが貰えると思って、ダッシュでリビングにきますね(笑)

「ちゅ~る」は立って味わう派

そんな天真爛漫な姿を目にするたび、飼い主さんは大病をせず、無事に育ってくれたことに感謝。

今振り返ると、大変だった去年の夏もとても良い経験でした。ししゃもは、私たちを一回り大きく成長させてくれたのかなと思います。

なお、飼い主さんは自身が猫を保護したからこそ、Twitterを通して、事故や虐待で亡くなった野良猫や殺処分される猫、妊娠の発覚によって家から追い出された親子猫など、悲しい事例が当たり前のように起こっている現状を目にし、より心を痛めるようになったよう。

猫にとって、自然界で生きることが幸せなのか、家などで飼われることが幸せなのかは私たちが決められることではありませんが、少なくとも理不尽に振り回されて亡くなったり殺されたりしてしまう猫たちがいることは幸せとは言えないと思います。

どんな猫にも尊厳が必要であり、命の選択や搾取を私たち人間が暴力的な方法で行わないよう、社会が変わっていくべきではないか。そう考えるからこそ、まずは自分自身が目にした命と真摯に向き合おうと決心。

世の中全体を変えていく第一歩は、ひとりひとりの意識改革からだと思う。まずは「私」が問題意識を持って、取る行動や無理のない問題解決への支援を具体的に考えなければいけないと強く感じています。

1匹の子猫が教えてくれた、命の重み。飼い主さんはこれからも、それを微笑ましい写真や愛溢れるツイートに載せ、動物の命の尊さを伝え続けていきます。