猫ちゃんの鳴き声を素敵な音楽にしてしまうアーティスト、ザ・キフネスさん。
ねこナビでも何度も素晴らしい猫ちゃんコラボを紹介してきました。
今回コラボ相手に選出されたのは、なんと日本に住むフォトグラファー、piko298さんの家にやってきた黒白の野良猫ちゃんです。
「近所にやってきた猫ととのコラボ曲の作り方!」と題してアップされたこの動画。
まずは、猫ちゃんの鳴き声をじっくりとチェック。
黒白猫ちゃんは「中に入れて」というように、独特の音程で、なにごとかを一生懸命訴えています。
ふむふむとうなずくキフネスさん。ひらめいたようです。
TOTOの名曲「Africa」のビートを入れることにしたキフネスさん。
楽器を追加。シェイカーやボンゴ、カウベル、そして…猫!
リズムを構成し、音楽を作り上げていきます。
リズムができたら、次はいよいよ「猫の気持ちを翻訳して歌詞にしよう!」
「ねぇ、僕がそこへ行きたいって知ってるよね?」
「通り抜けようとしているのに」
「どうやってそこへ行くのかわからないよ」
なんだか切ない歌詞がメロディーにのってできあがってきました。
猫ちゃんの歌声に豊かなコーラスでハモっていきます。
「ねぇ君、今、僕はここに来ているよ」
「君はどこにいたのか知らないけれど」
「友達だろ、入れてくれないかな?」
次のコーラスは、なんと「もっと猫の気持ちになってみよう」
猫ちゃんの気持ちを味わうために、柵のある窓からこちらを眺めるキフネスさん。
「友達だろ」の言葉が寂しく響きます。
イメージビデオのように、キフネスさんと猫ちゃんを重ねる演出も。
キフネスさん、もうノリノリですね。
ラストパートは、飼い猫ちゃんを見て「ワーワワワワ♪」と叫ぶように歌う野良猫ちゃんのソロにトランペットを合わせ、余韻を残します。
動画には、世界中の猫好きから「いやもう最高」「猫と一緒に歌ったよ」「嫌なことや不安を忘れた」「音楽賞に値するね」「近所の猫に教えてあげるんだ」などの熱いコメントがずらり並びました。
キフネスさんの猫愛とユーモア、そして音楽の才能はとどまるところを知りません。
他の猫コラボミュージックもぜひ聴いてみてくださいね。