眺めるたびに、つい笑顔になってしまう猫刺繍作品を制作しているのは、刺繍作家のCopaさん。猫と食べ物がかわいく融合された作品の数々には、オンリーワンな魅力が。
醸し出されるゆるさや愛くるしさに、多くのファンが魅了されています。
メインキャラクターは実家にゃんこがモチーフ
作品作りのきっかけは、第一子の妊娠。食べ物が好きであることから、まずはご飯やお味噌汁の刺繍作りからスタート。その後、猫の刺繍も手掛けるようになりました。
メインキャラクターになっている茶トラの猫ちゃんは、中学生の頃から実家で一緒に暮らしていた2匹の茶トラがモデル。現在も実家には2匹の猫ちゃんがいます。
名前はフジちゃんと、ミーちゃん。ミーちゃんは誰にでも甘え上手で、フジちゃんは飼い主以外には警戒心が強く、抱っこが大好きです。
フジちゃん(左)とミーちゃん
こうした猫愛を入れ込みつつ、実際の茶トラ猫よりも少し薄い色に仕上がるように心がけ、表情が分かりやすい猫刺繍を作り上げています。
作品には時折、息子さんのアイデアも取り入れているそう。ものによって違いはあるものの、ひとつの刺繍を完成させるのにかかる時間は平均2時間ほどです。
制作時は特に、目を慎重に刺繍しています。目がまん丸でないと表情がかわいくならないので、何度も納得いくまで刺繍します。
これまで制作した作品の中で、特に印象深いのは、猫あるあるな仕草を表現した「爪引っかかってますが、ニャにか」。
実家の猫が、カーテンや布系のものによく引っかかって、真顔で「取れない」と訴えてくるのがかわいかったので、商品にならないかなあと思い、制作したんです。
また、自身が制作した「ねこアイス」という作品からインスピレーションを得て作った、「猫ねこアイス」もお気に入りの一作。
こちらは「ねこアイス」を猫ちゃんが持っていたらかわいいだろなという思いから作りました。
ねこアイス
Copaさんは他にも、季節やイベントにちなんだ猫刺繍も制作。
ハロウィンの黒猫刺繍
お正月に公開した「鯛取ったニャ〜」
目指しているのは、見た人がクスッと笑え、癒される猫刺繍です。
いつも応援ありがとうございます。今後も癒される作品を沢山作っていくので、ぜひまたご覧いただけると嬉しいです。
そうファンにメッセージを向けるCopaさんは、より色々な種類の小物作品を作りたいと意欲を燃やします。
疲れた時や落ち込んだ時に眺めたくなる、癒し系猫刺繍。ぜひ、Copaさんのインスタグラムたminneからもチェックしてみてください。