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空腹から砂利を食べた日も…「雨水排水管」に1ヶ月も閉じ込められていたキジトラの救出劇

空腹から砂利を食べた日も…「雨水排水管」に1ヶ月も閉じ込められていたキジトラの救出劇

小さな雨水排水管から、猫の鳴き声が聞こえる…。そんな声を受け、レスキューに向かったのは、韓国のドキュメンタリー番組「Kritter Klub」。情報提供者の訴えに耳を傾けながら、SOSを求める猫を探しました。

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レスキュー班は、猫の声が聞こえるという雨水排水管を確認。早速、スマホのカメラで中の様子を調べましたが、姿は確認できませんでした。

しかし、しばらくした後、中から猫の鳴き声が!そこで、より奥のほうまで調べられるカメラで雨水排水管を調べたところ、1匹のキジトラを発見。なんと、猫ちゃんは1ヶ月もの間、ここに閉じ込められていたのです。

情報提供者は猫ちゃんが飢えないように、小さなコップを使い、雨水排水管にご飯を入れていたそう。幸い猫ちゃんには食欲があり、ご飯をガツガツと食べてくれていましたが、身動きが取れない状況は本ニャンにとって厳しいもの。

レスキュー班はすぐさま専門家を呼び、救出作戦を練ることに。救助は、市に許可を取ってマンホールを開け、猫ちゃんがいる排水管に繋がるパイプを探すという、大掛かりなものになりました。

ところが、マンホール内に入るも、レスキュー班は猫ちゃんがいる排水管に繋がるパイプをなかなか見つけることができず。そこで地面を掘り、猫ちゃんが閉じ込められているパイプを露出させることにしました。

4時間にも及ぶ掘り起し作業によって、ようやく猫ちゃんがいるパイプが露わに。レスキュー班はご飯を置いた捕獲機を設置して、保護を試みます。

おいしそうなにおいにつられ、猫ちゃんは捕獲機にイン!たくさんの人が力を合わせたことにより、保護は成功しました。

その後、猫ちゃんは動物病院へ。空腹から床を引っ掻き、砂利などを食べていたことが分かりました。

気にかけていた猫ちゃんをようやく助け出せたことに、情報提供者は安堵。猫ちゃんが動物病院から退院すると、自宅に迎え入れました。

クリスマスイブに保護したことから、名前は「イブ」に決定。自由な生活を手に入れた猫ちゃんが今後、どんな奔放っぷりを見せてくれるのか楽しみです。