ある日、動物病院で働いていた飼い主さんは、野原で身をうずくめる一匹の野良猫を発見しました。
今回紹介するのは、生まれながらにして小猫症を抱えた猫ちゃんと心優しき飼い主さんが、愛情あふれる幸せな毎日を手に入れるまでの物語です。
満身創痍だった猫ちゃんは、普段は動物病院で働いている飼い主さんに連れていかれ、24時間体制で治療を受けることに。
飼い主さんによる懸命な治療を受けた猫ちゃんはすっかり元気になり、モリモリとご飯を食べてくれるようになりました。
お家を探検する楽しさに気づいた猫ちゃんは、暇さえあればお家をウロウロするように。きっと猫ちゃんの目には、お家が遊園地に見えるのでしょう。
お家での生活に慣れ、先輩猫とも仲良くなり、のびのびと暮らす猫ちゃん。一方、飼い主さんは猫ちゃんが抱える病に関する悩みが頭から離れない様子。
医師の診断によると、小猫症の原因は定かではなく、おそらく小さい頃の成育環境に要因があるとのこと。猫ちゃんがどれだけ生きられるかもわからないそう。
なお、小猫症とはホルモンの異常や栄養失調などが原因で、成猫になっても子猫サイズのままで成長を終えてしまう病気です。
しかし、医師から診断を受けて数年経った今も、猫ちゃんは元気いっぱいで毎日を送っています。猫ちゃんとずっと寄り添い、大切に育てようと改めて誓う飼い主さん。
猫ちゃんは、その小さな身体からあふれんばかりに、今この瞬間・未来を生きようとするパワーがみなぎっています。猫ちゃん、これからも幸せいっぱいな毎日を送ってね。