猫をレスキューする光景は、自然と手に力が入ってしまうもの。こちらの猫ちゃんは、電柱から降りられなくなってしまったよう。救助隊は、「ニャーニャ」と鳴きながらSOSを求める猫ちゃんを助けようと大奮闘しました。
猫ちゃんがいるのは、電柱のてっぺん。救助隊員が近づくと激しく鳴き、警戒心を見せます。救助隊員は、そんな猫ちゃんに声をかけながら優しく体に触れました。

しかし、驚いた猫ちゃんは素早く移動しようとします。危険を感じた救助隊はすぐに猫ちゃんの体を捕まえ、安全を確保。

その後は、猫ちゃんに話しかけながら降り方をレクチャー。手足を慎重に掴みながら、猫ちゃんの体を降ろしていきます。

抱き上げて救助するのではなく、あくまでも自力で降りられるよう、手取り足取り教える救助隊。その熱意は猫ちゃんにも伝わったのか、段々、自力で降りるのが上手くなっていきました。

ただ、ひとりで地上まで降りきるのは怖いよう。救助隊員が傍から離れると、彼を呼ぶかのようにニャーニャと鳴き喚きます。
鳴き声を聞いた救助隊員は「一緒に行こう」と声をかけ、再び猫ちゃんに降り方を指導。猫ちゃんの降り方が上達すると、優しい褒め言葉をかけました。

その後、猫ちゃんは電柱にかけられたはしごに到達。最後は救助隊員に抱えられ、無事に地上へ辿り着くことができました。

その身を持って、高所からの降り方を学んだ猫ちゃん。教えを活かして、次からは降りられる場所も見極めて、高い場所でのリラックスタイムを楽しんでね。





