2018年6月30日にコテツが永眠しました。
下半身不随で自力排泄ができない子なので短命だろうと思ってましたが
皆で可愛がって、皆で大事にしたので14年も長生きました。
コテツは足が不自由だけど「不自由だ」って本人に思わせないように育ててきたし、周りから見てもそんな感じしないように、楽しく一緒に暮らしてきました。だから本当に悔いがない。
そんな感じで、家族で悔いなく育てたことと、まったく苦しまずに天国へ行ったこともあってペットを失った時の衝撃が、だいぶ軽減されています。
悲しみに包まれたお葬式というわけでもなく皆で賑やかにお見送りできました。
ちょっと日記がてら、亡くなってからお葬式までの流れと、私の想いと、コテツへのメッセージを書きたいと思います。
とても長いよ(笑)
■6月30日 AM3:00頃
私はスカイプで友達と雑談してたんですが甥っ子1号君が2階から降りてきて「コテツがおかしい。つめたい」と言ってきました。
なんじゃ?ってイプを保留して二階に様子見に行きました。
パッと見は寝てる感じなんですが、触ったら冷たい。
というか、もう死んでる!!!
あ!これ!もう蘇生だめだ!!病院も無理だ!かたまりかけてる!ダメだ!
って頭真っ白になって、バタバタとスカイプ切りますねと通話を切り姉と母を起こしました。
甥っ子の枕元あたりで寝ていたのですが汚れが一切なく。
窒息したら糞尿垂れ流すって何かで見た!!(たぶんるろうに剣心)
だから窒息はしてない。
吐血もない。(※火葬場の人曰く、腹水もない)とのことでした。
他の猫達も少し様子がおかしいのがわかったようで
臭いをかいだりしてピャ!と逃げ出したりしてました。
ウララはコテツと大の仲良しなので、普通に接していた。グゥウウウ!泣ける…!
コテツは自力排泄できない子なので毎日姉が膀胱を絞ります。その時に体調もわかる。夜に姉が絞ったときは普通で、特に体調不良もなかった。
母曰く食欲がないとかもなくて。私も日中よく写真を撮りに二階にいってたけど急激に痩せたとかそういうのもなかった。急死にしても寝てるかのように死んでて苦しんだ様子もない。どういうことなの…。寝てる間に心臓発作とか?本当にわからない。
突然死んでしまってビックリでした。悲しいとかいう以前ビックリ。ほんとにビックリ。
でも、1時間後くらいにじわじわ死んだんだと実感し始めて朝の4時半頃に泣きながら寝た。
■6月30日 13時半。斎場に電話。
お昼に起床して、だいぶ落ち着いたので意を決して火葬場というかペットの斎場に電話。
フッツーに話せる。大丈夫だ。って予約を入れようとしたんですが
「火葬お願いします」の一言がなかなか言えない。
ヒックヒック泣きながらなんとか絞り出すようにお伝えした。
いやー、さすがプロ。しっかり待ってくれたし聞きとってくれた。
予約を入れたときに「初めてのご利用ですか?」ってきかれて
「いえ、何度かあります」って言った時に自分で言って笑ってしまった。
そういや前回の葬式のときも「また来ます」って言って帰ったな!?!(笑)
なんとか予約を入れた。18時からお葬式&火葬だ。
弟が拾った猫だから弟にも連絡したらお葬式来るそうで。
来てくれたらコテツも喜ぶで。ありがとうな。
■6月30日 14時~16時、写真選び
お写真と、よく使っていたおもちゃや毛布などをお持ちください。とのことなので写真を選ぶ。
思い出がいっぱいすぎて!!!べそべそ泣きながら写真を選んだ。
写真が……写真が多すぎる…(笑)
そして別の猫とセットの写真が多すぎる(いいことです)
でもたぶんコレ遺影用だから甥っ子くんの生足とか他の猫とかうつってないコテツ単体の方がイイだろうと思ってコテツ単体写真を頑張って選んだ。
コレだ!!!っての選んだよ。
顔、イマイチかな~って思ったけど結果的に遺影としてはとても良かった(笑)
コレです。
斎場の人が「よく使っていたおもちゃや毛布などをお持ちください」って言ってたけどそいうものがひとつもない。
コテツは足が悪いから脱走の恐れもないため首輪をしていなかった。
あと、おもちゃやお気に入りの毛布もなかった。
姉一家が我が家に来るまでは私と寝ていたし、姉一家がきたら甥君と寝るようになった。
昼は他の猫達と寝ていた。
だから、お気に入りのものがなくて。
…なんかあったっけ…って皆で考えてたけど思い当たるものがない。
甥っ子君が「…俺…?」っていったの笑ってしまった。
おまえだ!そうだ!コテツが大好きなのはウララとお前だ!
でもそれはちょっと一緒に火葬できませんね
ということで、コテツだけを焼くことに。
まぁ、あの世にはコテツと面識ある猫ちゃんいるし。寂しくないやろ(笑)
■6月30日 17時頃 出発
コテツを入れていく箱…って思って箱を探したけど楽天かamazonか!の選択を迫られた。ナンテコッタ…!無地のちょうどいい大きさの箱がない!!!(笑)
箱どうすっかなって思ってたけど、結局甥っ子1号君がバスタオルでくるんで抱っこして連れてった。
眠ってるかのような姿とはいえ、遺体は怖がるかなと思ったがそんなことはなかった。
うむ。何も怖くないぞ!
■6月30日 18時 お葬式開始
駐車場に車止めたら斎場の方が出迎えてくれた。
甥っ子3人と、私・姉・弟の3人、合計6人が参加っ!
賑やかでしたよ~。
湿っぽくならなくて良かった。
コテツの肉球で足型スタンプとってくれるんですが
たぶんこれ1枚のみサービスなんでしょうが
姉と私と弟世帯がちがうから。3つ欲しくて(笑)
弟の分もお願いしますって頼んだら快くスタンプしてくださった。
斎場の人もコテツもありがとうね!!!
斎場の人がお経読んでる間に焼香するんですが
6人いるから、「コレ、お経終わるまでにいけるか?」ってちょっと焦ったし少し冷静になれた(笑)
っつーか私はけっこう泣いてたけど姪ちゃんは家じゃ全然泣いてなくて。
ところが斎場でめっちゃ泣きだして。
エッ!タオルもハンカチもねぇのかよ!まじかよ!
私タオルを首にかけてきてコンタクトも外してきたよ!!(笑)
私のタオルを姪ちゃんの首にかけてあげた。これで涙を拭くがいいよ…。
この時の姪ちゃんのTシャツがライブTシャツだったので完全にライブ帰りの幼女になっててじわじわきた。
お清めタイム?とかいうのがあって。
この布でコテツくんを拭いてあげてくださいっていうから皆で拭いた。
6人で一斉にワー!って拭ったらコテツがぴかぴかになって笑った。
うわ!ぴかぴかだーーー!綺麗やぞコテツーーー!!!(笑)
いよいよ火葬でおわかれのときにいっぱいチッスしておいた。
あ、清めたのにほんとすいません…。これくらいいだろ。へへ…。
火葬タイムが始まりました。
焼いて、冷却して、終わるまで1時間くらいあるから骨を入れる瓶を選んだりオヤツ食べたり、飲み物飲んだり、斎場のお向かいにあるミニストップで買ってきた唐揚げ食べたり、持ち込んだ本を読んだりしていた。
私も姪ちゃんも泣きやんで普通に過ごせた。
斎場に、ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリアという犬種の白いワンちゃんも2匹いてですね。触らせてもらえました。ひぃぃん!癒し!!!癒し!!!
名前がなかなかおぼえられない!ブルーアイズ・ホワイトドラゴン!(遊戯王)って言っちゃう!
その後、コテツに良く似た黒猫ちゃんもいて。斎場の人が触らせてくれた。
ヒー!黒猫ちゃん!!!かわいい!!かわいいけど!泣いてしまった(笑)
コテツというかユウヒによくにていてとてもかわいい子だった。
また数年後に来るね。元気でね。また会おうね!!
斎場の方々には良くしていただいて。
犬と猫がいっぱいるのでまた来ます(笑)と言って斎場を後にしました。
ほんと、避けて通れない道だからね!また来ますよ!!!
いや~、まじでこんな予兆もなく闘病期間も看病期間もなく、突然ポックリ逝く猫はじめてで…。
しかも土曜日に死んじゃったから全員で火葬にいけちゃった。コテツ、すごいぜ…(笑)
■その後
私は離れた部屋にある猫が入ってこれない寝室で寝てましたが、自室で寝るようになりました。自室だと、猫と一緒に寝れる。
犬が早朝に「暑い」って鳴いて私を起こすとか、寝室が暑いし寒いとか色々理由はあるんですが昔はコテツとよく一緒に寝てたなと思いだしまして。
また猫と一緒に寝たいな~ってのもあって自室で寝る事にしました。
初日からイサムがくっついて寝てくれてた。寝返りうったら背中にピッタリイサムがくっついてたんだよ~!かわいいけど危ない!(笑)
イサムがいないときは大吉が傍で寝ています。大吉は背中じゃなくてお腹側が好きだねぇ。
二匹とも、私というか人と一緒に寝たかったんだな!ごめんな!もっと早く自室で寝れば良かったねぇ!
猫と一緒に寝てから、色々とコテツとのことを思い出したよ。
コテツは、私のワキを枕によく寝ていた。
よくすり寄ってきて、私の顔に自分の顔を擦りつけてきた。
勢いがすごくって、私の鼻の穴にコテツの鼻の穴が刺さって大笑いしたこともあった。
爪がひっかかって痛い!っていって目がさめたこともあった。
いっぱいいっぱい思い出してめっちゃ泣けてしまうんですが良い思い出です。
っつーかですね、悔いなく育てると、お別れがきたあとの立ち直りが早いとわかった!!
もちろん思い出し泣きはあるし、この日記打ってても泣いちゃってるけどそれはまぁしょうがないんだ!(笑)
コテツはもういませんが、いまいる猫ちゃんや犬ちゃんをコテツのように幸せにしたいですね。
■コテツへ
ほんっと、コテツお疲れ様。寝てそのまま死んだなら、あの世で起きたときにビックリしているかもしれない(笑)
でもまぁあの世にはコテツと面識のある先代猫ちゃん達もいるし、大丈夫でしょう。
コテツ、おやすみ。あの世で14年分くらい元気に走っておいで!(笑)