PetSnowyの自動給餌器にトライ!野良出身猫も完全マスター「これはいい箱ニャ」

私は基本的に在宅で仕事をしているのですが、時々取材に出かけます。遠くに行く時は、朝早く出発して夜遅くまで帰って来られないことも。そんな時、愛猫・独歩(どっぽ)のごはん問題が気に掛かっていました。ちょっと多めに朝ごはんをあげて行っても、帰りが夜遅くなると「おなかすいてるだろうな……」と心配になっていたのです。

そんな飼い主二階堂ねこと独歩のコンビに、ペットのスマート家電を扱っているPetSnowy(ペットスノーイー)さんが「自動給餌器」を提供してくださいました!

しかし私は内心ちょっと心配していました。独歩は野良猫出身。とても警戒心が強く、初めての環境にすっと慣れるタイプではありません。文明の利器からちゃんとごはんを食べられるようになるだろうか……。せっかくの自動給餌器を拒絶されないだろうか……。

しかし「何事もチャレンジ!」とトライしてみたら、結果、あっさり使えるようになりました!最初こそ、作動音にびっくりして逃げていたものの、「この箱がごはんをくれるのか」とすぐに理解してくれたのです!「おなかがすいた」と早朝に寝室のドアをカリカリひっかくことも、遅くに帰宅して「ごはんはまだか!」と激おこになっていることもなくなりました。本猫も飼い主もとってもストレスフリー!です。

今回は、うちの猫様・独歩が自動給餌器を使いこなすまでをレポートします!

【1日目】猫様、自動給餌器に不審顔

箱から出して設置。PetSnowyの自動給餌器は4Lの容量があるので、猫と同じくらいの大きさがあります。PetSnowyの自動給餌器はWi-Fiに接続しアプリで制御できますが、Wi-Fiの2G帯でしか使えないので注意してください。

フタの裏に乾燥剤を入れるためのくぼみとメッシュがついています。大きめの乾燥剤がすっぽり入ります!フタもしっかり閉まるし、これならフードも劣化しなさそうです。

まずは個包装になったフードを1袋(400g)入れてみました。自動給餌器自体の容量は4Lなのでとても余裕があります。フードの粒も2mm程度の細かいものから15mmのフリーズドライなどまで、ドライなものならさまざまな粒度に対応するそうです。フードが触れる部分はすべて取り外して洗うことができるので清潔です!

ふむふむ、この上部のボタンを押すと、手動で給餌ができるのね」。納得した飼い主、1度作動させてみました。カラカラ~と軽やかな音を立てて、フードが出てきます。1ポーションは8g。16g、24g……と、ポーションを指定することができます。

おや、この箱からごはんが出てきたぞ」「ラッキーだ、食べよう」。独歩がさっそくやってきてもぐもぐとご飯を食べ始めました。きっと怖がるに違いないと思っていたので、拍子抜けする飼い主です。

「いきなり慣れた?」と思ったのですが、実はそんなことはありませんでした。この時はたまたま私が近くにいたので「飼い主がくれたごはん」と認識したようですが、その後しばらくは、まだ「ごはんの箱」という認識はなかったよう。時間近くになると、飼い主にご飯をねだりに来るし、自動給餌器からごはんが出てきても気づいていないか、カラカラというフードの音に驚いて逃げるかどちらかでした。

スポンサーリンク



【2日目】ごはんは食べたいがちょっと怖い

「ここは時々ごはんが出てくる箱」ということはうっすら分かった様子。しかし自動で動くというシステムにおっかなびっくりです。フードが出てきてからしばらく様子を見て、動きがないようであればそっとやってきてご飯を食べます。「もし今機械が作動したらこわいニャ」と思うのか、それともステンレスのボウルが冷たいのか、ボウル部分に首を突っ込まずに、フードをいったん外に出して、床で食べる癖がついてしまいました。また、ボウルが最下部にあって低くて食べにくそうなので、台の上に設置をしました。しばらく見守ります。

【4日目】自動給餌器を見張る猫

どうやら「自動でごはんが出るみたい」というシステムは分かってきた様子。しかしいつ出るのかは分かっておらず「もしかしたら今出るかも」と思うのか、変な時間に離れたところから「今か?今出るのか??」と自動給餌器を見るようになりました。また、離れている時に、フードがボウルに出る音がしたら、すぐに走って食べにいくようになりました。怖いという気持ちはなくなったようです!

昼も……「ごはん出るかな?」

夜も……「今出るかな??」

また朝、飼い主の部屋の前でご飯のおねだりをしなくなりました。飼い主が起きる30分前に自動給餌器でご飯を食べているので、朝部屋のドアを開けても独歩はいません。普通にソファーでくつろいでいて、なんだかちょっと寂しい飼い主です。

【11日目】自動給餌器完全マスター!

10日以上たって、完全に慣れた様子。「この箱が時間になったらごはんを出してくれる」ということを理解したようです。フードを床に出して食べることや、自動給餌器の見張りもしなくなりました。ごはんのコミュニケーションがなくなって、楽だけど寂しいなと思っていた飼い主ですが、ちょっと小腹がすいた時や甘えたい時は、スリスリとおやつのおねだりに来ます。「やっぱり愛情は自動化できないよね!」とたっぷり時間をかけておやつをあげる飼い主です。

自動給餌器本体のボタンを押してフードを出すこともできますが、アプリでも制御できます。アプリでは、給餌の履歴や乾燥剤の交換日数のカウントダウン、フードが少ない時のアラートなどを見ることができます。アプリが使えるので、外出中もごはんをコントロールすることができます。ペットカメラがあるお家などは、様子を見てフードをあげることもできますね。

とっても臆病な野良出身猫・独歩。Petsnowyの自動給水器も同時に使用を始めて、給水器の方は少し時間がかかりましたが、給餌器はそんなに大きな問題もなく慣れることができたので、うまく猫ゴコロを捉えた設計になっていると思われます。
飼い主と猫様、両方のストレスフリーを叶える素敵な一品!大切に使っていきたいと思います。

PetSnowyスマート給餌機
created by Rinker
定価 10,800円

アバター画像
二階堂 ねこ
野良猫を保護してうちの子にしたライター・二階堂ねこのブログです。愛猫は独立独歩の性格を尊重して「独歩(どっぽ)」と名付けました。最先端猫ガジェットをお試しするなど、おどろきの家猫ライフを綴ります。