企画
「あるある!」が止まらない!猫飼いさんの日常が味わえるハートフル猫漫画

「あるある!」が止まらない!猫飼いさんの日常が味わえるハートフル猫漫画

「犬はご主人、猫は下僕として飼い主のことを見ている」という説はよく聞かれるもの。
それを裏付けるかのように、猫の飼い主さんは時として、思いもよらないほど愛猫から乱雑に扱われることがあります。
そんな“ねこあるある”を丁寧に描いた猫漫画が今、twitter上で大人気に!

飼い主さんの体に勢いよく着地し、全力で蹴りながら去っていく猫ちゃんのふいうち攻撃には猫飼いさんからの「あるある」という声が多数寄せられています。

たくさんの共感を得たこの作品は、にごたろさんが、twitter上で更新している「モチャ」という猫漫画の一部。

もともとにごたろさんは、4コマgramという投稿サイトで別の漫画を描いておられましたが、ある日ふと、猫が出る漫画を描いてみたのだそう。
すると、運営者さんから「本格的に猫の漫画を描いてみませんか?」と勧められたため、3ヶ月前からtwitter上で三毛猫・モチャくんとの日々を描いた猫漫画を投稿し始めるようになったとのこと。

この猫漫画「モチャ」は全て、実体験を元にしており、モデルとなっているのはにごたろさんが昔飼っていた3匹の猫たち。
描くときは、愛猫たちと過ごした在りし日々を胸の中でそっと思い出したり、時にこじ開けたりしています」と語るにごたろさんは、作品内で描く拾い猫の三毛猫・モチャくんをオスという設定にしているそう。

実は三毛猫のオスというのは、遺伝子の関係でめったに産まれず、なかなか出会えない存在です。
そのため、あえてこうした設定にすることで “拾い猫でもちゃんと幸せを運んでくれる”というメッセージが込められています。

そんな深い想いが込められた「モチャ」を描く際、にごたろさんが一番大切にされていることは「猫」を描くのではなく、あくまでも「猫好き」な「人」を描くということ。

ただの笑える猫漫画ではなく、登場人物の温かさや優しさが伝わってくる「モチャ」は、にごたろさんのブレないこだわりと深い猫愛があったからこそ、誕生した作品だといえそうです。

クスっと笑えるハートフルエピソード7選

「モチャ」には、今回話題になったエピソード以外にも心がくすぐられる話がたくさんあります。
そこで今回は、温かい笑いを生み出してくれるエピソードをいくつかご紹介!
モチャくんのかわいさや登場人物たちの猫愛を思いっきり堪能してみてくださいね。

1.痛かわいい食べ物チェック法

猫は、人間の食べ物に強い興味を示すこともあります。
飼い主さんの口の中に入った食べ物が気になるモチャは、おててを器用に使って確認!
純度100%の好奇心を見せられたら、どんなに痛い思いをしても怒れなくなってしまいそうです。

2.命の大切さを再確認

猫を飼うためには、時として住居を引っ越したり、生活習慣を変えたりしなければいけないことも…。
しかし、それは命を守るため、大切なことです。
命と向き合うことの重さを再確認させてくれるお父さんの言葉は、胸にずしりと響きますね。

3.おもちゃ選びは念入りに

愛猫を何よりも最優先してしまうのは、猫の飼い主さんに共通するあるあるネタ。
愛猫のためなら、おもちゃ選びで悩む時間すらも楽しく感じられてしまいます。
猫はペットではなく、家族の一員だからこそ、安全なおもちゃで楽しく遊ばせてあげたいものですね!

4.安心できる居場所

こちらの作品は、モチャくんの無言の訴えがキュートに描かれています。
言葉がいらないふたりは、深い信頼関係で結ばれているよう。
クッションをこっそり退けるモチャくんの茶目っ気も、愛おしくなりますね。

5.スマホに悪戦苦闘

利便性が高いスマホも、猫にとっては少し不気味に映るよう。
動画や効果音に反応するモチャくんの姿は、とてもコミカです。
果たして、モチャくんがスマホに勝てる日はやってくるのでしょうか(笑)

6.百面相にゃんこ現る!?

猫は接する人や状況によって表情を変えることも。
コロコロと変わるモチャくんのお顔は、何時間でも見ていられそうです。
キャバ嬢モードの小悪魔なモチャくんを虜にするには、どんな方法を使えばよいのかも気になってしまいますね!

7.いつか来る「お別れ」に号泣

人間と動物では命の期限が違うため、時にはいつか来るお別れの時を想像して悲しくなることも…。
どれだけ心の準備をしていても愛猫との別れは辛く、悲しいものだからこそ、ふたりのように、今という瞬間を一緒に思いっきり楽しむことが大切なのかもしれませんね。


現在描かれているこうしたエピソードは、にごたろさんいわく、過去の記憶や思い出であり、今現在の願望でもあるのだそう。
猫に限らず、動物たちにもちゃんと心があり、人間と少しだけズレているところがあるからこそ、面白いんです」と語るにごたろさんは、人間と猫の心のズレは歩み寄ったり、時に叱ったり、引っかかれたりしながら徐々に理解しあっていけると考えておられます。

“人間と猫がお互いに理解し合えることは、とても幸せなこと”
そう微笑むにごたろさんの作品が気になった方は、ぜひtwitter越しにモチャくんの成長を堪能してみてくださいね!