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打ち合わせしたかのような左右の眉毛模様がかわいい姉妹猫!名づけ秘話にもほっこり

打ち合わせしたかのような左右の眉毛模様がかわいい姉妹猫!名づけ秘話にもほっこり

「なんだその模様———」というアカウントで愛猫の様子を発信している飼い主さん。
ユニークなアカウント名のとおり、2匹の愛猫は、とってもかわいくて不思議な眉毛模様をもって生まれてきた猫ちゃんなのです。

美しい左右対称に閃いた名前は「ナナ」と「キュウ」

姉妹猫である愛猫2匹の写真はこちら。
そっくりでとてもきれいな左右対称の姉妹猫です。

こちらの2匹、お名前は「ナナ」ちゃんと「キュウ」ちゃんと言います。
2匹をこの位置でよく見てみると…、眉毛のような模様が合わさって、漢字の「八」に見えませんか?
「七(ナナ)」「八」「九(キュウ)」の並びから、左が「ナナ」ちゃん、右が「キュウ」ちゃんと名付けられたのです。

「七」「/ \」「九」

センスの感じられる名付け、飼い主さんが熟考の末に導き出したのかと思いきや「急に閃いた」とのこと。

海辺の地域で保護された子たちなので、「汐」ちゃんと「凪」ちゃんなど最初は海っぽい名前を考えていましたがあまりしっくり来ず…。トライアル期間が終わる頃、2匹の並んだ写真を見て「八の字模様が出てくるポジションは固定になるから前後の七と九で良いのでは」と閃きました。

また「2匹揃って姉妹で迎えたので名前でも繋がっていてほしい」「我が家に連れてきたのは人間側の都合なので、お互いを最高の相棒として楽しく暮らしてほしい」という想いも込めたと言います。

譲渡会での運命の出会い

飼い主さんが、保護猫出身の2匹と出会ったのは譲渡会。
実家でワンちゃんと一緒に育った飼い主さんは、いつかペットを飼いたいと切望していました。
5回目の引っ越しで念願のペット可物件に住むことが叶った飼い主さんは、2021年春、地元ボランティア団体の譲渡会に足を運びます。

実はペットを迎えると決めた時点で「絶対に保護犬や保護猫から!」という強い信念があったわけではありませんでしたが、「せっかくお迎えするなら、保護された子たちの中から…」くらいの温度感で譲渡会に足を運んでみた結果、運命の出会いにつながったので、今となっては良かったなと感じています。

「遊び方が激しい」とのコメントが

保護団体からは、譲渡にあたって条件が出されました。

・生後3ヶ月程の幼猫なのでワクチンなど度々の通院ができること
・わんぱくでやんちゃな性格なので家中を暴れ回るのを許容できること
・お留守番時間がなるべく短いこと
・2匹一緒にお迎えできること

飼い主さんは「あくまで猫の体調を最優先に考えた保護団体さんの意向」だと十分に理解・納得し、すべての条件をクリア。
トライアル期間を経た5月5日、正式に家族にお迎えしました。

小さな「八」の字

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そっくり姉妹でも、性格や好みはそれぞれ

お迎えしてから2年の月日が流れました。
成長してもとっても仲良しの2匹、キュウちゃんがオッドアイ(左右の瞳の色が違う)な点のほかは、お顔はそっくりです。
性格は似ているのでしょうか?

キュウちゃんがオッドアイ

お互いがお互いをグルーミングするのが好きなところはそっくりです。よくどちらが舐めるかでケンカが始まっています…。

似ていないのは、食と居場所の好みだとか。

ナナはチキン、キュウはカツオやマグロなど魚系のカリカリやウェットフードの食いつきが良いです。あと、ナナはベッドやクッションなどフワフワしたところによく居ますが、キュウは固くてヒンヤリした床に居ることが多いので、居場所の好みも違うのかもしれません。

毎日、ごはんの時間になると催促にやってくるのはキュウちゃん。
ナナちゃんはフードボウルにごはんが盛られたのを確認した後、上品にゆったりとやってきて食べるのが常です。

2匹で結託していたずら三昧

そんな2匹はとってもいたずら好き。
過去にはタオル棚をすっかり「模様替え」してしまったことも。

2匹ともとてもわんぱくでやんちゃです。いつも2匹で家中を走り回り、結託して数々のいたずらをします。それぞれいたずらの役割分担があり、例えば開けないでほしいドアを開けるときは、ナナが実行犯を担当してキュウはその隣で見守っています。

それもそのはず、飼い主さんは譲渡を受ける際、「やんちゃな子を」と希望したのだそう。

「元気そうなほうが人間的には安心するから」という安直な理由です。あとワンパクなほうが、面白いというか楽しいかなと思いました。

対策に手を焼いてはいるものの、そのやんちゃさも含め「やっぱり可愛い!」と、日々愛情は募るばかりの飼い主さんです。

人間と猫、持ちつ持たれつの日々

念願の猫のいる暮らし。
人間と猫は「持ちつ持たれつ」だと飼い主さんは感じています。

猫のいる毎日は素敵だなと感じています。日頃ねこのお世話をするのは人間の役目ですが、私が仕事で疲れたときは元気づけてもらっていたり私の具合が悪いときは私のお腹の上から監視(看病じゃなくて監視)されたりと、案外「持ちつ持たれつ」で暮らしています。

2年でたくさんの想い出を紡いできた飼い主さんとナナちゃんキュウちゃん。
2匹のかわいいおでこ「八」の字模様のとおり、これからも末広がりな幸せが待っていることでしょう。