背骨が浮き出るほどガリガリ… 体重1.1kgの猫を保護→手厚い介護で命を紡いだ3日間の記録

命の危機に瀕した猫は優しい人との出会いによって、命を紡ぐことができます。体重わずか1.1kgのもんちゃんは人通りの多い歩道でうずくまっていたところを投稿者さんに保護され、九死に一生を得ました。

その日、投稿者さんは看板犬とのスキンシップを楽しみに、とあるお店を訪れていました。すると、帰り道、人通りの多い歩道でボロボロの猫を発見。すぐさま保護し、動物病院へ駆け込みました。

猫ちゃんは背骨が浮き出るほど、ガリガリ。脱水もひどく、体重はわずか1.1kgでした。月齢は推定で生後半年。幸い重篤な病気は患っておらず、元気な声も出せました。

ひとまず、名前は「もんちゃん」に決定。実はもんちゃん、保護した場所で2～3日ほどうずくまっていたそう。

鼻が詰まっているもんちゃんはご飯を”食べ物“と認識できず、食べることができません。そこで、投稿者さんは1口だけウェットフードを強制給餌。すると、もんちゃんは食べられるものだと理解してくれ、むさぼるようにフードを食べ始めました。

体力がないため、ひとまずペット用のウェットシートで体を拭くと、シートは灰色に。どれだけ頑張って生きてきたのか…と投稿者さんの胸は締め付けられました。

保護翌日、目薬の効果が出てきたのか、もんちゃんの目は少し良い状態に。もんちゃんは人間が好きなようで、スキンシップをおねだりしてはゴロゴロと喉を鳴らします。

投稿者さんはお湯につけた脱脂綿で目ヤニや耳、顔などを拭いてケア。ありのままの綺麗な姿に戻して素敵な里親さんに繋ぎたいと、ケアに力を入れます。

お世話の最中にはもんちゃんの足にあった怪我を発見し、また胸が痛みもしました。

たくさんふみふみをしてくれ、ピュアな心を持つもんちゃん。これまで頑張った分、笑顔しかないニャン生を掴めますように。