野良猫時代、交通事故に遭ってしまい、下半身不随となったミィちゃん。飼い主さんはこの日、視聴者さんの声を受け、車椅子に初挑戦させることにしました。果たして、ミィちゃんはどんな反応を示すのでしょうか。
飼い主さんが呼ぶと、前足を器用に使いながら歩いてきてくれるミィちゃん。まずは猫用の車椅子を見せたり、においを嗅がせたりして危険なものではないことを伝えます。
近くで30分ほど車椅子を走らせる真似をすると、ミィちゃんは車椅子を怖がらなくなりました。
ここからが、いよいよ本番。お庭で車椅子に初チャレンジです。ミィちゃんは、初めての車椅子に抵抗。
ママさんは車椅子を装着しようと奮闘しますが、ミィちゃんは怒りモードに。それでも必死に頑張り、なんとかミィちゃんを車椅子に乗せることができました。
ミィちゃんは初めスタスタと歩いてくれましたが、少し高さが合っていないのか、徐々に歩きづらそうな様子を見世始めます。その様子に気づいた飼い主さんは車椅子の高さを調節。
しかし、それでも使い心地はイマイチだったのか、やがてミィちゃんは地面に伏せ、動かなくなってしまいました。
ミィちゃんが快適に使えるように、ハーネス部分を改良しよう。そう決意すると同時に、飼い主さんはいつも行っている、手ぬぐいで動かない後ろ足を持ち上げてミィちゃんを支えるという方法を実行。改めて、庭遊びを楽しんでもらいました。
慣れているこのサポート法だと、ミィちゃんはスタスタ歩けて、楽しそう。車椅子に乗っていた時とは違い、目をキラキラさせて庭を駆け回りました。
障害を持つ愛猫のベストな支え方は、それぞれ違います。世の飼い主さんが行っているサポート法は、少しでも愛猫が快適に暮らせるようにとの思いから、様々な方法を模索した末に辿り着いたもの。
適切なサポート法は猫によって異なる――。そんな視野の広い考えがより浸透し、障害を持つ猫とその飼い主が心ない声で傷つかない社会になりますように。