近隣住民からは「あっちへ行け」と追い払われて…ゴミ置き場でご飯を探す野良猫をレスキュー

現場仕事をしている投稿者さんはある日、フラフラになりながら道路の真ん中を歩く野良猫に遭遇。その姿に亡くした愛猫の面影を感じ、放っておけなくなりました。

野良猫は人馴れしており、撫でても威嚇はせず。どこかでご飯を貰っているのだろうか。投稿者さんは、そう期待しましたが、後を追っていくと、空っぽのゴミ箱のまでうずくまる姿が。

さらに、近隣住民から「あっちへ行け」と追い払われている光景も目撃。胸が痛んだ投稿者さんは保護を決意しました。

猫ちゃんは、抱っこさせてくれるほどの人懐っこさ。骨と皮しかないガリガリの状態で、なんとか生き延びていました。

バイクで通勤していた投稿者さんは細心の注意を払って、父ちゃんがいる工場へ猫ちゃんを連れ帰ることに。

工場に到着後、ご飯をあげると、よほど空腹だったのかガツガツと食べてくれ、おかわりも催促。厳しい環境の中で生き抜いていたためか、前足と後ろ足には怪我が見られました。

体重は、わずか2.1kg。動物病院では脱水症状を固い便が詰まっていることが分かったものの、血液検査の結果は良好。

動物病院からの帰宅後、再びご飯を食べ終わった猫ちゃんは安心したのか、長い時間眠りました。

数日後、猫ちゃんは工場内から投稿者さん宅へ。じじちゃんという名前を貰い、二度と苦しい思いをしなくてもいいニャン生を歩み始めました。

ゆっくり眠れ、おいしいご飯が貰える家猫ライフはじじちゃんにとって幸せなものであるはず。たくさん休んで、体も心も元気になってほしいものです。