投稿者さんのお姉さんはある日、車庫にいた子猫を保護。子猫は生後10日も経たないほど幼く、しきりに鳴き叫んでいました。保護後、子猫は投稿者さん宅へ。ドタバタな育猫期がスタートすることとなりました。
子猫はおうちに着いてからも泣き叫び、不安そうな様子。これほど小さな猫を育てるのは、投稿者さんも初めての経験。そこで、お姉さんから子猫を預かる前、事前に乳飲み子の育て方を検索し、知識を頭に入れました。
お迎え後は、まず排泄の介助に挑戦。動画で得た知識を参考に、ティッシュで肛門を刺激します。
すると、子猫は手足をバタバタさせながらもおしっこをしてくれ、ひと安心。排泄後は、初めてのミルクにも挑戦しました。
こちらも動画での事前学習を活かし、仰向けにならないよう、注意して行うも、なかなか上手くいかず…。子猫は哺乳分を噛むだけで、ミルクを飲んではくれません。
結局この日、子猫は寝てしまったため、授乳は断念。翌日は動物病院へ連れて行き、健康状態を診てもらうことにしました。
病院では、医師からうんちの出し方を教えてもらえたそう。子猫は男の子で、体重はわずか181g。保護時は、生後9日程度であったことも分かりました。
帰宅後は医師のアドバイス通り、ホットカーペットで体を保温。投稿者さんは前日同様、排泄の介助も頑張り、なんとか子猫の命を紡ごうとします。
そんな愛が通じたのか、保護2日目、子猫は初めてミルクを飲んでくれました。
保護後3日目には、名前が決定。毛が長くてモコモコしていることから、「モコ」という名前を贈りました。
歩き方がしっかりしてきたのは、保護から4日目のこと。まだ目が開いていない子猫に、投稿者さんは「幸せにする」と固く誓いました。
小さな体で心細さと闘ってきた猫ちゃん。安心できる環境の中で、ゆっくりと大人になっていってね。